義務的に作っていた食事が「家族のため」に変化しました

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2020/07/05 12:00

お料理は手抜き、おうちも荒れ放題。日々のルーティンをこなすことが精一杯だったあやさん。この3年間で食と向き合うなかで、変化があったのだそうです。『みんなの暮らし日記ONLINE』3周年。みなさんはどんな3年でしたか?

「せめて休日の朝くらいは」から始まりました

 「みんなの暮らし日記ONLINE」3周年、おめでとうございます。

 この3年間を振り返ってみると、2017年は私にとって人生のターニングポイントといえる年でもありました。

 今から3年前、私は「丁寧な暮らし」とは程遠い暮らしをしていました。

 お料理も手抜きばかりで、おうちも荒れ放題。

 とにかく日々のルーティンをこなすことが精一杯だった私は、もはや、暮らしを整えたいという気持ちすら抱いたことはありませんでした。

 唯一「せめて休日の朝ぐらいは、まともな朝ごはんを……」と、日曜日の朝食に3×3の朝ごパンを作り、Instagramに投稿をしていました。

 しかし、人生の転機というものは、前触れもなく突然やってきます。

 出版社さまよりお声がけをいただき、朝ごパンの本を出版することになったのです。生きていると良いことも悪いことも含め、何が起こるか本当にわからないものですね。

 出版を決めるまで悩みましたが、今までの人生を振り返ったとき、諦めて後悔したことはあっても、挑戦して後悔したことは一度もありませんでした。だから、不安はとても大きなものでしたが、私は挑戦することを選びました。

 きっと人生は挑戦の連続なんだと思います。

選択が正しかったかはわからないけれど

 この著書の出版を機に私は7年勤めた職場を退職しました。

 一つの挑戦を終えたとき「もっと自分の人生を生きよう」という気持ちが強くなっていたのです。

 きっと新しいことへ挑戦している間に自分自身の価値観も変化していたのでしょう。また、挑戦することでしか得ることのできない満足感や達成感を味わったことが、現状維持ではなく、新しい生き方へ進むことを選んだのだと思います。

 こちらで執筆をさせていただくようになったのも2017年の暮れのこと。コラムを書くことが、我が家の暮らしをアップデートするきっかけにもなりました。

 私の新しい生き方といっても、この選択が正しかったのかどうかは、きっと死を迎えるときまではわかりません。

 しかし、仕事を辞めてから今までの2年間。私は暮らしを整えることを決意し、興味のあった「食」に関する勉強を始めました。

 大きく変化したのは、家族への想いです。

 それまでは義務的に作っていた食事。「食」の大切さを学ぶなかで、いつからか家族のための食事へと変化しました。

家族みんなの健康と幸せを願って「節分ご飯」
家族みんなの健康と幸せを願って「節分ご飯」

 情けない話ですが、自己中心的に生きてきた私は、いつも自分優先の暮らしをし、ストレスが溜まると家族にイライラをぶつけていました。ストレスを日々の食事に反映することも日常茶飯事。

 家族のことを想い愛情を込めて作るようになったことは、私にとってはとても大きな進歩です。

 また、家族のためといいながら、食事作りを通して実は私自身が愛情というものを学んでいた気もします。

 そんなことに気付けただけでも、私は「自分の人生」を生きられているなぁと現時点では満足しています。

経験すべてに意味がある

 さて、そんな「食」で大変化を起こした3年でしたが、これからは学んできたこと、頑張ってきたことを活かせるように、新しいことに挑戦していきたいと思っています。

 今まで経験してきたすべてのことに意味があり、必要な出来事だった。そう考えています。

 だからこそ、これからも前を向いていろんな経験を増やしていきたい。そして、私にとってかけがえのない家族との時間を大切にしながら、コツコツと小さなチャレンジを積み重ねていきたい。

 一度きりの人生だから、大切に生きていきたいと強く思います。



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