小さなアップデートがいろいろあった3年間

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2020/07/07 05:00

みんなの暮らし日記ONLINE編集部に入ってから、暮らしの達人たちにさまざまなことを教わり、ちょっとずつ、ミリ単位で暮らしが変わっていたことに気づきました。『みんなの暮らし日記ONLINE』3周年。みなさんはどんな3年でしたか?

 こんにちは。編集部のまつざきです。

 3周年特集のテーマをいとうから聞いた時、正直、「なにを書こう……」と困ってしまいました。ですが、よく振り返ってみると、いろいろな変化がありました。

仕事に慣れるのに必死だった3年前の今ごろ

 翔泳社に入ったのが3年前の4月。みんなの暮らし日記ONLINEのサイトがオープンした6月は、希望していた編集部に入れたものの、右も左もわからず、その日1日が無事に終わることだけを考えていたころです。当時はビジネスメディアの編集だったので、業界知識を身に付けるところからのスタートでした。

 朝、「今日はミスをしないように……」と思って家を出るのに、なにかしらやらかしてしまう毎日。自分のことながら、「どうしたものか」と途方に暮れていました。

 あの年のお盆に地元に帰省した時は、本気で東京に戻りたくなかった……(笑)!!

 しかし、いつの間にか、カタカナばかりの業界用語が日本語として耳に入ってくるようになり、仕事中に一息つく時間が持てるようになり。ひと通り仕事ができるようになった2018年の冬に、いつかいきたいと思っていたみんなの暮らし日記ONLINEの編集部に入ることができました。

みんなの暮らし日記編集部に入って変わった暮らし

 さて、ここからが本題。

 暮らしの達人たちからいただく原稿や写真に触れるうちに、私の暮らしはちょっとずつアップデートされてきました。ちょっとしたことですが、こんな変化がありました。

ちょこちょこ掃除が身についてきた(?)

 「掃除道具をしまわない。すぐ手の届くところに置いておく」

 この言葉をsayaさんから聞いてから、掃除道具の収納を変えました。キッチン、お風呂、トイレなど水回りにはそれぞれで使うものを。また、メラミンスポンジは小さくカットしておくなど“すぐに”使える状態で置いておくことで、掃除のハードルがかなり下がりました。

 ササッと掃除の最大のコツは、サッと手にとれる場所に掃除道具を置くことだと実感しています。

キッチンのシンク下に置いているメラミンスポンジと水切りかご用のネット。メラミンスポンジは手で適当にちぎっています。こういうところの大雑把は治りません(笑)

キッチンのシンク下に置いているメラミンスポンジと水切りかご用のネット。メラミンスポンジは手で適当にちぎっています。こういうところの大雑把は治りません(笑)

収納レベルがアップした!?

 整理収納アドバイザーの能登屋さんが、お客様のお宅で片づけをする様子を見学させてもらったり、アンバサダーの家にお邪魔してキッチンの棚を片っ端からあけて中を見させてもらったり……。この1年半で、いろんなお宅の収納を拝見してきました。

 そのおかげで、私の収納術もちょっとだけアップした気がしています。

 今年引っ越した家には造り付けの収納が一切ないのですが、今のところどうにかスッキリ収納できているんです。

 また、「無駄なモノがない」ということが、暮らしやすさに直結することをみなさんのお宅にお邪魔して体感しているので、「できるだけモノを増やさない」という意識が常に働くようにもなりました。

砂糖を使わなくなった

 田辺真穂さんの連載の編集を担当するようになってから、料理に砂糖を使うことがなくなりました。それまでは、みりんは砂糖やハチミツで代用できるものと思っていたのですが、伝統製法で作られた本みりんのおいしさを知ってからは、甘みづけは本みりんをメインで使用するようになりました。

今使っているのは、白扇酒造の本みりん。三州三河の本みりんと同じく、普通のスーパーで手に入りやすいものだと思います
今使っているのは、白扇酒造の本みりん。三州三河の本みりんと同じく、普通のスーパーで手に入りやすいものだと思います

自家製の調味料が増えた

 りんご酢、梅酢、塩麴、しょうゆ麹、今の時期は山椒のしょうゆ漬け・オリーブオイル漬けなど。自分で調味料をこしらえることを覚えました。

果物の酢漬けは炭酸で割って飲んだり、ドレッシングに使ったり。暑くなり出番が増えたので、在庫が梅とりんごになりました。近々、プラムの酢漬けを仕込もうと思っているところです

果物の酢漬け(後方にある2つ)は炭酸で割って飲んだり、ドレッシングに使ったり。暑くなり出番が増えたので、在庫が梅とりんごになりました。近々、プラムの酢漬けを仕込もうと思っているところです

 みんなの暮らし日記では、モノはできるだけ少なく、余白のある暮らしを……というメッセージが多いですが、DAHLIAさんから「おいしいスペースは確保する!」という言葉を聞いて、「素敵!」と思ったのをよく覚えています。

 基本の調味料以外に、季節ものを仕込んでいるとキッチンのスペースをけっこうとられるのですが、DAHLIAさんの言葉を心の盾に、せっせと楽しんでいます。

新型コロナウイルスにより自粛生活が始まった頃、スーパーの品薄を心配して田舎から送られてきた大量の野菜を保存のきくピクルスに。こんなに食べきれないよ……とブツブツ言いながらも、鮮やかな野菜をせっせと料理していると、気持ちが明るくなりました

新型コロナウイルスにより自粛生活が始まった頃、スーパーの品薄を心配して田舎から送られてきた大量の野菜を保存のきくピクルスに。こんなに食べきれないよ……とブツブツ言いながらも、鮮やかな野菜をさばいていると、気持ちが明るくなりました

「これは間違いない」と言える十八番レシピが増えた

 何百というレシピをこちらのページに登録している私、仕事をしながら、食事のメニューを決めることもしばしばです。

 実際に作ったレシピの中で、これは間違いなくおいしくできる! と自分の十八番になったのが「豚の角煮」「豚肉のアレ」「味付け調味料は3つだけ! 絶品エビマヨ」「ピーマンのトマト煮」。

 地味だけど何度も作っているのが、「アジアンおぼろ豆腐」「エンドレスなす」「ひよこ豆と塩麴の炊き込みご飯」です。

 日々みなさんの食卓に上がっている、親近感のある料理が多いところが、みんなの暮らし日記ONLINEのレシピページの良さだと思っています。

オリーブオイルの楽しさを知った

 オリーブオイルソムリエの尾田さんに、約1年間にわたってオリーブオイルの魅力をとことん連載してもらい、すっかりその魅力にハマってしまいました。

 オリーブオイルがどのようにできるのか、産地ごとのオリーブオイルの風味の特徴などを知ると、オリーブオイルを選んだり探したりするのが楽しくなります。個人的に、日本の「味噌」くらい、オリーブオイルは素人でもそれぞれの味わいの差をはっきり楽しめる調味料なのではないかと思っています。

連載の初回で紹介してもらったイタリア シチリア島のオリーブで作られたオリーブオイル「チェントンツェ」。先日百貨店でお得な大容量タイプを発見したので購入しました

連載の初回で紹介してもらったイタリア シチリア島のオリーブで作られたオリーブオイル「チェントンツェ」。先日百貨店でお得な大容量タイプを発見したので購入しました。通常タイプは一見調味料とは思えない特徴的なボトルに入っており、ギフトにおすすめです

変わらない日常こそが幸せだけど

 これと言ってドラマチックな変化はない3年間でしたが、「変わらない日々が続きますように」と願うタイプの私にとって、それはとても有難いことでした。

 ですが、みんなの暮らし日記ONLINEでの仕事を通してたくさんの影響を受け、暮らしはミリ単位で変わっていました。

 今の暮らしが大幅に良くなるようなアイデアは、この世の中そう多く存在していないと思いますが、今日より明日の暮らしが少し良くなるようなちょっとした工夫や知恵は、みなさんの暮らしにたくさん転がっています。

 そんな工夫や知恵を集めて、ここでお届けできるようがんばりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!



みんなの暮らし日記ONLINE 2020/07/07 05:00
2020/07/07 05:00 /article/detail/3193