
[テテの飼い主のエッセイ]
子供のころ、水たまりがあると、入ったのを憶えている。
長グツを履いていれば、だいたい、入っていった。
夢中になって遊んでいた。
どうして、あんなに好きだったのだろう?
大人になると、毎日の生活にうもれ、
好奇心で行動していた子供の心を忘れている。
雲が動物や顔に見えるのを楽しんでいた。
アリの行列を眺めていた。
そんな時間が大切。と思うことがある。
たまには、無邪気に、テテのように。