残暑の厳しい毎日に!積極的に食べたい野菜2つ

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2020/09/04 05:00

暑さのピークはもう過ぎたのでしょうか? まだまだ暑い日が続きますが、季節は緩やかに秋に向かっています。そんな今の時期におすすめの体にいい食材をご紹介します。

▼目次

 こんにちは。料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

 薬膳とは、中医学(中国の伝統医学)の考えに基づき、季節の変化や不調などの目的にあわせて食材選びがなされた料理のこと。本来、特別な食材や生薬は必要ありません。

 身近な食材のもつ効能を毎日の食卓に取り入れてこそのものなのです。

 ですので、すべてが当てはまるわけではありませんが、旬の食べ物はその季節の体にぴったりということがよくあります。そんな旬の食材がもっている効能と、そのおいしい食べ方をご紹介できればと思います。

 今月の薬膳食材は、「なす」と「オクラ」です。

残暑の厳しい毎日、火照っている時はなすを食べよう!

 夏から秋にかけて旬を迎えるなす。特に秋に収穫された「秋なす」は、いっそうおいしいものとして知られています。

 秋のなすは、夏より激しい昼夜の気温差によって実が引き締まり、水分を多く蓄えています。なので、肉厚でとてもジューシー!

 「秋茄子は嫁に食わすな」なんてことわざがありますが、なすは薬膳では「涼性(りょうせい)」といい、体の余分な熱を取り除いてくれる食材に分類されます。残暑の残る日や体の火照りには最適なんです。先のことわざは、お嫁さんの体を冷やしてはいけないという思いやりの意味合いがあるんですね。

なすの効能

・体を涼しくする

・利尿作用により水分代謝を促進する

・血流をサラサラにする

 また、なすをはじめ、きゅうりやズッキーニ、冬瓜などの瓜類に多いのが「利尿作用」です。

 体がむくみやすい、重だるく疲れやすい、食後の眠気が激しい時は、体が余分な湿気を蓄えているサイン。水分を摂ることは大切ですが、同じくらい出すことも大切です。

 同じ量の水でもごくごく飲める時と、1~2口でなんだかいっぱいになる時があると思います。たくさん飲めない時は体に水分が溜まっている可能性があるので、無理に水分を摂らず、巡らせることを意識してみてください。

レンジで簡単!旬のなすをおいしく食べよう

火を使わない簡単副菜「レンジなすのごま味噌和え」

材料(作りやすい分量)
  • なす 2本
  • 大葉 2枚
  • A味噌 大さじ2/3
  • A砂糖 大さじ1/2
  • A酢 小さじ1/2
  • Aにんにく(すりおろし) 少々
  • 白すりごま 小さじ2
作り方
  1. なすはさっと洗って全体をラップでくるみ、耐熱皿の上にのせて600wのレンジで2~2分半、弾力を感じる柔らかさになるまで加熱する。ラップをはずし、そのまま冷ます。
  2. なすのヘタを切り落とし縦半分に切り、2cm幅に切る。大葉は千切りにする。
  3. ボウルにAを合わせよく混ぜる。なすを加えてやさしく混ぜ、白すりごまを加えてさっと和える。器に盛り、大葉をのせる。
ポイント

 【1】レンジ加熱後ラップをはずして冷ますことで、皮の色が鮮やかに残りやすくなります。

 【2】砂糖はきび砂糖を使用しましたが、なければ白砂糖でも作れます。

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