食欲の秋は、サンマとチーズの春巻きで晩酌を

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2020/10/06 14:00

湿気が多い夏から一転、乾燥が進む秋は食も進みやすい季節。揚げ物もおいしくいただけます。今回の『秋の夜長にちょっと一杯』そんな季節におすすめのお料理とカクテルを料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子さんがご紹介。

 この記事は、いろんな人の好きなお酒やおつまみを紹介する連載「秋の夜長にちょっと一杯」の第5回目です。

私が飲みたくなるとき

 こんにちは。料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

 だんだんと気温が下がり、秋も深まってきました。

 暑さや湿気で食欲の湧きづらかった時期も過ぎ、涼しい夜に晩酌を楽しむのに最適な季節です。今回はそんな秋の夜長におすすめしたい、お気に入りのお酒とおつまみのレシピをご紹介します。

 実は、たくさんはお酒が飲めない私。それでもしばしば飲みたくなるときがあります。

 大きな仕事をやり遂げたときや、待ちに待ったお休みがやってきたとき。または何もないけどとりあえず週末だからなど。とにかく心がウキウキする、自分にとっての「特別な瞬間」に乾杯をしたくなるのです。

 お酒は味を楽しむだけではなく、お酒を通して作りだす時間がなんとも特別だなあと感じます。

 普段は家での食事がほとんどなので、もっぱらおうち飲みの多い日々です。ビールを少したしなんだりしますが、これから寒さも増してくる季節は、ワインに果物やスパイスを入れてホットワインなんかもいいな……と、寒い日を想像してわくわくします。

 料理家の性なのか少し手を加えたり、組み合わせを冒険してみるのも好きです。カクテルなんかは自分好みの濃さに作れるのも、おうち飲みのよいところですよね。

おすすめのカクテル「トマト梅酒のソーダ」

作り方
  1. トマトジュース(食塩無添加)、梅酒にひとつまみの塩を加えてさっと混ぜる。
  2. 氷を入れ、氷に沿うようにソーダ水を加える。

 お店で飲んでおいしかったトマトハイにインスピレーションを受けたお酒です。トマトと梅は料理においても高相性。豊富なリコピンでお肌によい栄養も摂取できます。割合はお好みで。

食欲の秋のおつまみ「サンマとチーズのスティック春巻き」

 気温が下がると、揚げ物もおいしく食べやすい季節。今回は春巻きを、具をひと工夫することで簡単に。少量の油とフライパンで揚げ焼きにし、後片付けも手軽な一品をご紹介します。スティック状で少しずつ食べられるので、お酒のあてにぴったりです。

材料(5本分)
  • サンマ蒲焼き缶 1缶(100g)
  • スライスチーズ 3枚
  • 青じそ 5枚
  • 春巻きの皮 5枚
  • A薄力粉 小さじ1と1/2
  • A水 小さじ1
  • 揚げ油、すだち 各適量
下準備
  • さんまの蒲焼きは、背骨に沿って身を半分に割る。
  • スライスチーズは縦3~4等分に切り、10切れにする。
  • 青じそは縦半分に切る。
  • すだちは4等分のくし切りにする。
  • 春巻きの皮は斜め半分の三角形に切る。
  • Aを合わせる。
作り方
  1. 春巻きの皮を一枚置き、手前を少し残して、青じそ(2切れ)→チーズ(2切れ)→サンマ(1/5量)の順にのせる。
  2. 手前をたたんで両端を折り、残りをきつく巻き、巻き終わりをAでとめる。
  3. 3をさらに春巻きの皮で同様に巻き、二重にする。これを5本作る。
  4. フライパンに揚げ油を1~2センチ深さに入れ、中温に熱したら4を入れて2~3分、表面が色づくまで揚げたら完成。
すだちを搾って食べましょう
すだちを搾って食べましょう
ポイント

 ・蒲焼き缶を使うことで、簡単&味付け不要です。
 ・個体の具材を組み合わせることで、巻くだけですぐに揚げられます。
 ・皮を二重にすることで、両端も二重になるので中身が出にくくなります。
 ・チーズが飛び出さないよう、色づいたら手早く油からひき上げましょう。

 「食欲の秋」という言葉はよく聞きますが、薬膳から見てもこれは季節の道理にかなっています。

 秋の大きな特徴は「乾燥」です。「乾燥」は実は消化においては好都合。湿気が多いと体内で運ばれるものにも湿気が重くかかるため、食欲は減退気味に。その点、乾燥の進む季節は食も進みやすいのです。

 おいしく食べながら、楽しい秋の晩酌時間を過ごしてくださいね。

 ★次回はビールと一緒に楽しみたい、秋の旬を使った海老しんじょをご紹介します!



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