夏の疲れが出ていませんか? 今すぐできる「呼吸」の見直し

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2020/09/23 05:00

浅い呼吸は、さまざまな不調を引き起こします。いますぐ、見直したいカンタンなこと。ヨガインストラクターのみうさんが教えてくれました。

夏の疲れ、出ていませんか?

 少しずつ涼しくなり朝晩は過ごしやすくなってきた頃というのは、夏の疲れも出やすく、体調を崩してしまうことも多い時期。

 今年の夏は、コロナに熱中症といつも以上にストレスのかかる夏だったので、その疲れを感じている方も多いかもしれません。

 ちょっと調子が悪いなと思った時に、食事や睡眠を見直してみたり、運動を始めてみたりということはよくあると思います。

 もちろんそれも大切なこころがけ。

 ですが、それよりも前に今すぐにその場で見直すことができるものがあります。

 それは「呼吸」です。

呼吸が浅くなっていませんか?

 人間は、物を食べなくても数日は生きていられます。ですが、呼吸はどうでしょう?

 呼吸が数分間止まるだけで、命を落とす危険があります。

 それほど生きるために大事な呼吸。なのに、普段、必要最低限の浅い呼吸になってしまっていると、脳や体に充分な酸素が運ばれていない可能性も。

 現代人が今一番とっているであろう姿勢、スマホやパソコンを猫背になって眺めているときも、実はとても浅い呼吸になっています。

 それがきっかけでさまざまな不調を起こしていることも。

舌の位置を見直してみましょう

 今ここで少し呼吸を見直してみましょう。

 どんな呼吸をしていますか? 口ではなく鼻で呼吸していますか?

 呼吸を見直す、深めるためのヒントとして、ひとつ目は舌の位置があります。

 今、あなたの舌はどこにありますか?

 上の前歯の後ろから舌をつーっと奥の方に滑らせていくと、少し凹むところがあると思います。そのあたりに舌先をつけておく。

 逆に舌がだらーんと下がっている状態では、顎の筋力も弱まり、万病の元とも言われる口呼吸になってしまうことも。

 正しく鼻呼吸を身につけるためには、この舌の位置がとても大事です。ヨガを始める前、私はずっと口呼吸で鼻炎持ちだったのですが、この癖をつけるようにしてから随分と鼻呼吸が身につくようになりました。ひどい鼻炎も今では良くなりました。

 まずは舌を正しい位置に置いて鼻から呼吸してみてください。いつもより深く吸える気がしませんか?

 そしてこの位置に舌を置く癖をつけると、口角が上がったり、顎がきゅっと引き締まったりと嬉しい小顔効果も……!

姿勢を見直してみましょう

 そして呼吸を整えるためのふたつ目のヒントは姿勢です。

 猫背の状態では肺が圧迫されてしまい、たくさん吸ったり、吐くことができません。

 無理はせず、気持ち良いなと感じる範囲で背筋を伸ばしてみましょう。そしてその時に少しお尻の穴を閉じるよう意識すると、骨盤底筋群も鍛えられて、背骨も伸びやすく、その姿勢を保ちやすくなりますよ。

 まずはこのふたつを意識して深呼吸してみてください。

 もちろん、姿勢を正せないほど体調が悪い時は、寝た状態でも良いので舌の位置だけ気を付けてみてください。

いつも、どんなときも深呼吸

 深い呼吸をすると、血流が良くなり脳や体に新鮮な酸素や栄養が運ばれます。

 単純なことかもしれませんが、深い呼吸をして、血流を良くする、リラックスして気持ちを落ち着かせる。

 これは体調すべてに関わる基本的な部分。

 免疫力を高めることにももちろん繋がります。

 わたしも頭痛や腹痛のときはもちろん、腰痛や肩こり、目の疲れ、肌荒れ、そんな症状が現れたらまずは今している呼吸を見直すことにしています。ちゃんと鼻呼吸しているか? 浅くなっていないかな?など。

 体の状態だけでなく、何かイライラする、不安がある、そんなときも呼吸を整えます。

 イライラしてしまったり不安があったりするときは、たいてい浅い呼吸になっています。

 まだ外出するにも少し落ち着かない日々が続いています。

 おうちにいるときには、ゆったり深呼吸を。

 どうぞお試しください。



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