【リノベーション】理想への第一歩。「好き」をストックしよう

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更新日:2020/10/28 16:47

「中古+リノベーション」を選択したあさひさん。理想のリノベーションを実現させるための、最初の一歩について教えてくれました。

リノベのイメージが湧いてこないなら

 中古×リノベーション。憧れはあるものの、じゃあ自分がどうしたいかというと、具体的なイメージまでは湧いてこない……そんな方もきっと多いと思います(私の夫しかり)。

 そんな場合は、まずはとにかく“自分の好きなテイストを知る”ところからスタートするだけでOK! 一にも二にも、ひたすら情報収集。

 とにかくたくさんの施工事例を見て・触れて、頭の中で理想の住まいの夢と妄想をめいっぱいふくらませます。リノベーション会社や工務店の資料を取り寄せたり、注文住宅や分譲物件のフリーペーパーを集めたり、インテリア雑誌を買ってみたり。

 そして何より便利なのが、「Instagram」というありがたいツール!この人のおうち素敵だな、と思う投稿に出合ったら、まず保存。

 そしてその人が付けているハッシュタグもチェックします。「#北欧インテリア」「#カントリーテイスト」「#カフェ風インテリア」などなど。「自分の好きなテイストって、こういうカテゴリなんだな」と知るヒントが、ハッシュタグの中にきっとあります。

 せっかくのリノベーション、人と同じにするのはつまらないですが、自分の好きなテイストやジャンルが具体的に言語化できると、リノベーション会社の方との打ち合わせもイメージが伝わりやすくスムーズになります。

紙媒体での参考資料は、インスピレーションが湧きやすいのでぜひ
紙媒体での参考資料は、インスピレーションが湧きやすいのでぜひ

リノベ内覧会や展示会に足を運んでみよう

 気分がノッてきたら、まだ物件の購入時期が決まっていなくても、リノベーションの内覧会や展示会などに積極的に足を運んでみるのがおすすめ。

 「こんな家に住めたら私、掃除も毎日頑張れるわ……」と思うような素敵な空間を実際に体感すると、ますます夢と妄想がふくらみ、家づくりが楽しくなってきます。

自分の「好き」をストックしておこう

 さらに、型にはまった「住宅」としての施工事例ばかりを見るのではなく、街の中で好みの空間や材質などを見つけるのもとても良い方法です。

 お気に入りのカフェのインテリア、地下鉄のタイル、百貨店の柱、古い民家のドアなど……なんとなく「あ、いいな」「落ち着くな」と思うものがあったら、カメラでパシャリ。

 実物を見て「好き」と感じた素材やパーツを資料として集めておくと、ゆくゆく細部までこだわったリノベーションができます。

 完成された写真で見るより自由なイメージが湧きやすいので、おすすめの方法です。

 どれも当たり前で、一見ささやかなことのようですが、「なんとなくいいな」と思っていたものが「こういう部分が好きだな」と自分の好みを具体的に知れることで、家づくりが失敗しづらくなります。

 今すぐ家づくりの予定がない人でも、ぜひ「“好き”のストック」を。時間をかけていろんな情報に触れながら「自分の好みをしっかり知る」ということが、まずは失敗しないリノベーションの第一歩になるはずです。

スマホで撮っておいた、とある改装中の店舗の外壁。ざらついた質感が気に入って、我が家の柱にも採用
スマホで撮っておいた、とある改装中の店舗の外壁。ざらついた質感が気に入って、我が家の柱にも採用
室内ですが、あえて外壁用タイルを使用したことで空間のワンポイントに
室内ですが、あえて外壁用タイルを使用したことで空間のワンポイントに

 この方法で、どうやら我が家はふたりともインダストリアル(工業的テイスト)なインテリアが好きだ、ということがわかりました。そのイメージを軸に据えつつ、経年とともに錆や汚れやひび割れ、錆など劣化してもそれがむしろ味になるような家づくりを目指しました。

 もともと物件自体も中古なので、「住み始めた最初が一番きれいでベスト」という家にするのはもったいない!という考えです。「#インダストリアルインテリア」「#シャビーシック」などで検索して、気に入った写真をせっせとコレクションしていました。

家族が参加する、住まいづくりをしよう

 コレクションした写真は夫とFacebook上に二人だけが見られるアルバムを作成し、それぞれが「いいな!」と思った写真を自由気ままにそこにアップロードできるようにしました。

 一緒に暮らす家族が、それぞれの好みやイメージを共有することはとても重要。誰か一人の好みに突っ走った空間ではなく、調和のとれた居心地の良い住まいづくりを目指すこと。家族がお互いの好みを尊重し合い、みんなが“家づくりに参加する” ことが大切です。

 「こういうやつ、壁に這わせたい!」などコメントを添えてアルバムで共有するとさらにわかりやすく、楽しくなります。正式名称がパッとわからないものでも写真の資料があれば、リノベーション会社の担当者さんに見せるだけで希望を正しく伝えられるので◎です。

ちなみに我が家はこれを採用したものの、いまだにこのパイプをなんて呼べばいいかわかっていません

ちなみに我が家はこれを採用したものの、いまだにこのパイプをなんて呼べばいいかわかっていません

 「リビングを20畳くらいドーンと広く取りたい!」「天井からたくさん植物を吊るして温室みたいにしたい!」「部屋のど真ん中にアイランドキッチンが憧れ!」などなど。実現できる・できないはさておき、まずは夢をたくさんふくらませていいと思います。

具体的なイメージができると、物件探しも変わってくる!

 こんな家にしたいな、という具体的なイメージが湧いてくると、中古物件を探す際の間取りの見方、選び方も自然と変わってきます。

 「この柱は構造上、動かせない柱ですか?」とか、「天井は剥がしたらもう少し高さを上げられそうですか?」とか、「水回りはどれくらい動かせますか?」とか。

 内覧でも、理想の空間に近づけることができる物件なのかどうかを見極めるのに適切な質問ができるようになります。

 物件選びはついつい購入時点の室内の状態に印象が左右されてしまいがちなものですが、「リノベーション後のイメージ」を具体的に持つことで、荒れ放題でも磨けばピカピカに光る「ダイヤの原石物件」を探すことができるようになるのです。

工夫次第で、予算以上の住まいを実現できる!?

 しかしながら、そうしてせっかく夢をたくさんふくらませても、実現できなければガッカリですよね。最終的に、すべては自分たちの予算次第……になってくるのは事実です。

 でも、ある程度相場が決まってしまっている新築より、中古リノベなら工夫次第で節約ができます。何から何まで理想通りの住まい! は難しくとも、本来の予算以上の住まいを実現できる、そんな希望がリノベーションにはあるのです。

 次回は、みんな気になる、そんなリアルな「お金」のお話です!



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