【注文住宅】15年住んで実感。我が家の良かったところと、失敗したところ

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更新日:2020/10/28 16:44

一戸建ての注文住宅にお住まいの、整理収納アドバイザー・大木聖美さん。さまざまなことを考え抜いてつくった家ですが、住んでみて気付いたことがたくさんあったそうです。家を建てる際の参考になりますように。

 最後となる今回は我が家を例に、15年住んでみてわかった良いところと失敗したところをお伝えします。

 たくさん悩んで導き出し納得して建てた家ですが、それでも住んでみてから気付いたことは意外と多くありました。

15年住んでいても「良かった」と思えるところ10ヶ所!

1: 広めのシューズクロークをつけて正解!

 靴以外にも置きたいものがたくさんある玄関には広めに収納を作って正解でした! べビーカーや食品宅配用のボックスなど大きなものを置けるのも助かります。可動棚にしたことで持ち物の変化にも対応できて便利です。

2:洗面所脱衣所のスペースを広く取り棚をつけて正解

 洗面脱衣所を広く取り、片側全面に可動棚をつけました。タオルだけでなくパジャマ・部屋着・下着・洗剤類など全てを収納できるので助かっています。

 また天井につけた部屋干しポールも正解! 洗う、干す、畳む、しまうが1ヶ所で済むので洗濯動線が短く、日々の家事の時短に繋がっています。

3:クローゼットは扉をつけない回遊動線にして正解

 寝室にある夫婦のクローゼットには扉をつけず、つい立て代わりの壁を立てて左右どちらからも入れる「回遊動線」にしました。扉をつけても換気のために開けっ放しになるだろうと思ったからです。

 オープンなクローゼットは明るくて身支度がしやすく、匂いがこもらず掃除もしやすい! 全てが見渡せるので収納エリアを余すことなく有効利用できています。

4:リビングと子ども部屋を同じフロアにして正解

 リビングを通って2階に上がるリビング階段の家は、家族の気配をいつも感じられるから良いなと思っていました。しかし我が家は日当たりの関係から2階リビングに。よって子ども部屋も2階にし、リビングと隣接させました。

 子どもが小さな頃はリビングにおもちゃを持ってきても子ども部屋にすぐ片付けることができ、高校生になった今もリビングと子ども部屋を自由に往来しています。

5:リビングを吹き抜けにして正解

 家族が集まるリビングを、吹き抜けにして開放感を出しました。想像以上に広く見え、高校生男子が2人いても圧迫感を感じないので良かったなと今でも思っています。

6:オープンキッチンにして正解

 家族みんなが自然と家事に関わり手伝ってくれる家にしたいと思い、フルフラットのオープンキッチンにしました。配膳や洗い物は自然と各自でやるようになり、高校生の息子は調理にも積極的に参加してくれます。キッチンのどこに何があるか家族全員が把握しているため、私が仕事で不在でも問題なく過ごせています。

7:キッチンパントリーを作って正解、そして扉をつけず正解

 ほんの小さな空間ですが、それでもキッチンパントリーを作って正解でした! 食材や使用頻度の低い調理器具などを一括管理しています。扉をつけなかったので出入りしやすく気に入っています。

8:書斎を作って正解

 主人の書斎部屋がコロナを経てテレワークになり大いに役立っています! 家で集中して仕事ができますし、仕事をしていても家族が気兼ねなく過ごせる環境は、これからさらに必要なのではないでしょうか。

9:丸窓をつけて正解 家のシンボルに

 道路に面したリビングに丸窓をつけました。外から見ると我が家だとすぐわかり、シンボルツリーならぬシンボル窓のように家族みんなで愛着を持っています。窓は後から変えることができないので、気に入った窓があったら前向きに検討することをおすすめします。

10:玄関ポーチや庭の植栽ライティングをオートにして正解

 センサーで自動点灯するライトを外に設けました。いちいちつける必要がないのがとてもラク! 毎日のことなので特につけておいて良かったと実感しています。仕事で帰宅が遅くなった日や旅行時も自動点灯しているので防犯対策にも大いに役立っています。

15年住んで「失敗した」と思っているところ7ヶ所!

1:窓がなくて暗い部分ができてしまった

 階段を上がると右が子ども部屋で左がリビング、正面がトイレなので窓がありません。トイレ手前にある洗面所が暗くなってしまいました。建てる際に一度検討をしたのですが、階段に窓があるから問題ないですと言われたことを鵜呑みにしてしまいました。もっとシミュレーションすべきだったと後悔しています。

2 トイレとお風呂の窓が大きすぎた

 窓の位置は確認しましたし、横幅も確認しました。ですが平面だったので長さがわからず、確認もしてしていなかったのです。結果トイレもお風呂も窓がとても大きく、どうやって隠そうかと最初に考えてしまったほど。適材適所な大きさの窓を選ぶのが大事だなと後悔しています。

3: キッチンパントリーをただの空間にしてしまった、作り付けの棚が必要だった

 作って良かったキッチンパントリーですが、空間を確保しただけで棚を作りませんでした。引っ越し後しばらくは床にモノを置く羽目に。また大きさに合わせた収納棚を選ぶのがとても大変だったので、収納エリアを確保したら造り付けの棚も一緒に作っておくのが得策だなと反省しました。

4: 大きな窓に雨戸をつければよかった

 掃き出し窓には雨戸をつけましたが、リビングにある腰高の大きな窓に雨戸をつけませんでした。

 ですが昨今の気象状況から雨戸の必要性を実感。特に2階の窓は足場がある新築時に取り付けるのが費用的にもおすすめです。

5:リビング収納は防災面を考えて造り付けにすれば良かった

 家族みんなで使うものはリビングに収納されているとラクなのだから、後からキャビネットを買うより最初から造り付けにしておけば良かったと後悔。インテリアにも馴染みやすいし防災対策の面でも安心だなと思います。

6:奥行きの深すぎる収納は使いにくい

 階段下収納の奥行きが深すぎて奥のものが取り出しにくいため、数年前から手前エリアのみを使うようにしています。空間があるからとりあえず収納を作るのではなく、何を収納するかを決めてから作れば、最適な奥行きの、とても使いやすい収納になりますね。

7:床暖房は最初につけるべきだったと後悔

 後からリフォームできますよと言われましたが、大掛かりな工事が発生するし、2階リビングのためさらに金額がかさむので、遠のいています。冬になり床からの冷気が足に伝わるたびに最初から入れておけば良かったと大いに後悔。大きな設備はなおさら、最初の検討が大切ですね。

楽しい家づくりを!

 間取りから設備に関するところまで、我が家の15年住んでわかった良かったところと失敗したところをまとめました。皆様の暮らしに当てはめ、家を建てる際のご参考にしていただけたら幸いです。

 家を建てる際は今の暮らしに加え、未来の暮らしも想像して間取りや設備を考えてみてください。

 皆様の家づくりが楽しいものでありますように!



みんなの暮らし日記ONLINE 2020/09/30 06:00
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