少ない材料で気軽に作れる!喫茶店の固めプリン

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2020/10/04 05:00

シンプルな材料だからこそ、おいしく作るのは意外と難しく奥が深いプリン。失敗しないカラメルの作り方、滑らかなプリン液の作り方、きれいに型からプリンを外す方法など、ちょっとしたコツをいろいろ教えてもらいました。少ない材料で作るレシピなので、ひとり暮らしの方でも気軽にチャレンジできますよ。

 こんにちは。料理家の横田睦美です。

 秋も深まり、お菓子作りがより楽しい季節がやってきました。今回は少ない分量で作れるプリンのレシピをご紹介します。

 昨今巷では「固めプリン」「喫茶店プリン」と呼ばれる、いわゆるしっかり固めのプリンが流行中。もともと滑らか系より卵が香るしっかり系が好きだった私にとっては、どこのカフェに入っても固めプリンがスタインバイしている今の状況がたまりません。

 基本の材料は卵・牛乳・砂糖のみ。固めプリンは卵の分量が多いので、プリンにはご法度とされる“す”が入っても気になりません。気軽に作ってくださいね!

固めプリンの作り方

材料(プリン型2個分)

  • 卵 中2個
  • 牛乳 120ml
  • グラニュー糖 30g
  • バニラエキス(またはバニラオイル) 適量
  • 【カラメル】
  • 水 大さじ1
  • グラニュー糖 50g
  • 熱湯 大さじ1

※カラメルは分量が少ないと作るのが難しいので、多めの分量になっています。余ったらカラメルを作った鍋に牛乳を入れて温め、甘いホットミルクにしていただくのがおすすめです。

※今回は満水時140mlのプリン型を使用しました。

下準備

  1. プリン型の内側側面に薄くバターを塗る(底部分には塗らない)。
  2. 卵、牛乳を室温に戻しておく。
  3. 湯煎、カラメル用の熱湯を準備する。
  4. オーブンを170度に予熱する。

作り方

1.カラメルを作る

 水→グラニュー糖の順に鍋に入れ中火にかける。

水を先に入れることで砂糖を均一に溶かします。細かいことですがとても大切!
水を先に入れることで砂糖を均一に溶かします。細かいことですがとても大切!

 フチから色づいてくるので、鍋を回しながら焦がしていく。結晶化してしまうので、ヘラなどでかき混ぜないように。

混ぜたくなるけれどぐっと我慢!
混ぜたくなるけれどぐっと我慢!

 好みの色になったら火から外し、熱湯大さじ1を加える。熱湯を加えるとカラメルがはねるため、シンクの上で作業するとよい。

 カラメルが熱いうちにプリン型に流し冷やし固める。

バットに氷水を張っておくと、すぐに固まります
カラメルが固まると型に流しにくくなるので熱いうちに作業すること! バットに氷水を張っておくと、すぐに固まります
2.プリン液を作る

 ボウルに卵を割り入れ、卵黄をほぐしてからグラニュー糖の2/3を加えて全体を混ぜる。

卵黄をほぐさずにグラニュー糖を加えると、黄身節(黄身の塊)ができるので注意
卵黄をほぐさずにグラニュー糖を加えると、黄身節(黄身の塊)ができるので注意

 小鍋に牛乳とグラニュー糖の1/3量を入れて中火にかけ、沸騰直前まで温める。バニラビーンズを使う場合はさやを開いて種をしごき、この段階で加える。

グラニュー糖を入れることで、牛乳の表面に膜が張るのを防ぐことができます
グラニュー糖を入れることで、牛乳の表面に膜が張るのを防ぐことができます

 卵に温めた牛乳を少しずつ加えたら、バニラエキスも加え混ぜ合わせる。泡立てる必要はなく、全体が混ざればOK。

 全体が混ざったら目の細かいざるで濾す。このひと手間で混ざり切らなかった卵や気泡を取り除く。

3.プリンを焼く

 プリン型に液を等分に流す。この時にカラメルがしっかりと固まっていないとプリン液と混ざってしまうので、指で触って固まっていることを確認する。

 プリン型の表面をアルミホイルで表面を覆う。オーブン対応の容器に型を入れ、50度の湯をプリン型の半分の高さまで注ぐ。予熱したオーブンを160度に下げてから入れ、30分ほど焼く。

今回は野田琺瑯のバットを使用しました
今回は野田琺瑯のバットを使用しました

 焼き上がったら粗熱をとってから、冷蔵庫でしっかり冷やす。

4.型から外す

 アルミホイルを外し、濡らした手でふちの部分を1周ぐるりとやさしく押す。

 小さなボウルに熱湯を張り、プリン型の底部分を30秒から1分ほどつけ、カラメルを溶かす。プリン型を傾けた時にふちにカラメルがにじんできたら、きれいに型から外せるサイン。

 プリン型に皿をかぶせてひっくり返し、型の隙間から少し空気を入れて外す。

ポイント
  1. プリン液は短時間でできるので、カラメルを先に作ります。カラメルを型に流し込んだら氷水に型をつけておくと、プリン液を入れるまでに間違いなく固まります。
  2. 砂糖や固さの好みを調整するなら2回目以降がおすすめ。固くしたければ牛乳を減らし、やわらかくしたければ牛乳を増やします。
  3. 今回はアルミのプリン型を使いました。アルミ→ステンレス→耐熱ガラス・陶器の順に、熱伝導率が低くなり、ゆっくりと火が入る性質があります。耐熱ガラスや陶器を使う場合は既定の時間焼いても固まらない可能性があるので、様子を見ながら焼き時間を増やしてください。滑らかなプリンを作りたい時には耐熱ガラス・陶器の型がおすすめです。
  4. 型の底にもバターを塗ってしまうと、カラメルの表面に油の膜ができてしまいます。細かいことですが、ミラーのような美しいプリンを作るための豆知識です。

 温かい飲み物を用意すればもう完璧! お家でゆっくり妄想カフェを楽しんでくださいね♪



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