サイズはどうする? 子どもの靴の選び方

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2018/03/20 12:00

子どもの成長の速さには、目を見張るものがありますね。特に小さいお子さんの場合は、あっという間に服や靴がサイズアウトしてしまいますよね。敢えて大きいサイズのものを買ってみたり、試行錯誤をしている方もいるのでは? 今回は足のプロの視点から、小さいお子さんの靴の選び方をご紹介します。

2~3歳児の足の成長は1年間で靴2足分

今日はお子さんの足が健やかな状態でいられる方法を考えてみましょう。
今日はお子さんの足が健やかな状態でいられる方法を考えてみましょう。

 基本的に靴選びや履き方で気をつける点は大人と子どもで変わりません。ですが、子どもは成長過程にあるため、そこをどう考慮するかが大切です。詳しいお話をニューバランス原宿店の斎藤さんに伺いました。

 決して脅すわけではありませんが、子どもの足は柔らかく未完成な状態です。そのため、合っていないサイズの靴を履くことは、大人に比べても足の変形につながりかねません。その時々にしっかり合ったサイズを選ぶよう心掛けましょう。

 特に未就園の小さいお子さんの場合、実際は靴がキツくなっても気づけない、主張できないこともあります。また、2~3歳の子どもの足は年間で1cmほど成長します。市販の靴のサイズが0.5cmきざみのものが多い点を考えると、単純に1年間で靴2足分はサイズが変わります。言い換えると、1年間に1回は靴がキツくなっているわけです。

 当然、成長の度合いやスピードには個人差があるので、靴のサイズを変えるべきタイミングは明言できません。そのため、靴がお子さんの足に合っているのか2~3ヵ月に1回くらいはチェックすることをおすすめします。

中敷きでサイズチェックをする方法

 お店に行ける環境であれば、それくらいのタイミングで、足の状態、サイズを測ったうえで靴を選ぶと良いでしょう。でも、忙しかったり近くにお店がない場合もありますよね。その場合は、お子さんの履いている靴の中敷きを使って確認することができます。

 中敷きを外して、かかとが合うようにお子さんに立ってもらいましょう。その状態の時に、つま先の余り方である程度の判断ができます。

こんな感じで中敷きを外すことができますが、靴によっては外せないものもあります。その場合は無理に剥がさないようご注意下さい。
こんな感じで中敷きを外すことができますが、靴によっては外せないものもあります。その場合は無理に剥がさないようご注意下さい。

 指先の中敷きを軽く折り返して、指の厚みぐらいの余裕であれば、おおむね適度なサイズ。それより越えていたら、少し大きいサイズを履いていることになります。反対に、まったく余裕がないとか、むしろ中敷きより足が出ているという状況だったら、明らかに靴が小さいと言えます。

 とはいえ、親の立場からすると、大き目のサイズを買って、足が大きくなっても大丈夫なように……と考えてしまいますよね。

 でも、外遊びが好きな子だと単純に1年も靴がもたなかったりもします。実際にピッタリなサイズになった時に、もう靴がボロボロで履けないという状況も珍しくありません。そして、その頃には、またワンサイズ大きい靴を履く……。それはそれでもったいないし、足にとっても良くありません。

 そう考えると、お子さんの靴のサイズに不安を感じている場合は、少し運用を考え直すのも一つの手かもしれません。

靴を履かせる時はここに注意!

 大人がスニーカーを履く場合は、かかとを靴に密着させて、甲の部分をきちんと固定させることが大切です。子ども用のマジックテープ靴の場合も、この状態が望ましいことに変わりありません。

 とはいえ、歩きはじめのような小さなお子さんの場合は、親が靴を履かせることも多いでしょう。履かせるだけで一苦労かもしれませんね。

 そのような場合は、下の写真のような口が大きく開くタイプの靴だと履かせやすいでしょう。

 靴の口が開いていないのは、大人でいう紐を緩めていない状態です。これで履くのは、スニーカーに足をねじ込んで履く状態と考えるとわかりやすいかもしれません。靴によって開く限度はありますが、開く範囲でしっかり開けて履かせてあげましょう。

 子どもが自分で履きたがった場合も、無理に履くとかかと部分を潰してしまうので、この点を注意してあげると良いでしょう。

子どもの靴のメンテナンス

 小さい子が寝たあとの布団は汗染みができていたり、放っておくと強烈な臭いを発したりすることもありますよね。靴の中だって同様に汗は溜まります。こまめに中敷きを干してあげましょう。

 子ども用の靴のメンテナンスも基本的には大人と一緒です。

 また、靴のメンテナンスで気になるのが、”子どもの靴って水洗いをしてもいいのか?”問題です。砂遊びなどをしてドロドロになった場合は、水で流して汚れを取るように心掛けましょう。たわしの付いたブラシでゴシゴシは、靴が痛みやすいので避けたいところ。また、靴を干す際には風通しのいいところで影干しをします。ついつい、玄関先で天日干しをしたくなりますが、素材の縮みや変形につながりやすいのだそうです。

 実は、こういった事柄は説明書などにも書いてあるのですが、きちんと読んでいる人のほうが少数派かもしれませんね笑 今回の記事が、お子さんの足の健やかな成長のお役に立てば幸いです!

 スニーカーのひみつ 全3回

 ・正しい履き方・選び方
 ・スニーカーのメンテナンス方法
 ・小さい子どもの靴で気をつけることとは?(この記事)

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