リノベーションへの夢が最大限に膨らんだら、いよいよ実現するための物件探しです!
ダイヤの原石となる物件を探し出すのもリノベーションにおける最大の楽しみのひとつです。
リノベーションしたい! と思ったときに運よく手つかずの「原石物件」に出逢えれば最高なのですが、実際にはなかなかタイミング良く現れてはくれないもの。
ざっと中古物件を探してみると、フルリフォーム済みか、もしくは壁紙とフローリングだけとか、中途半端にリフォームされてしまっているものがほとんどです。
売り主さんもきっと販売会社の方から「リフォームしてからのほうが古くても高く売れますよ」とアドバイスされるのでしょうが、もちろんその分の経費を上乗せして売られています。
リノベーション予定の買い主にとってはまさしく「ありがた迷惑」状態。好みでなかったり、付け焼刃でグレードの低いものが使われていて気に入らなかったりすれば、泣く泣くまた作り変えることになります。お金はもちろん、費やした時間も資材も工事してくれた職人さんたちに対しても、申し訳ないですよね……。これは、可能な限り避けたい行為です。
希望の建物に空きが出るまで待つ!
自分たちの条件を満たす「建物」にいくつか目星をつけたら、売りに出ていなくても「空きが出るまで待つ」という手が私は一番おすすめです。
不動産屋さんに相談に行き、「○○マンションの、できれば角部屋希望です。予算は○○万円までで探しています。リノベーションしたいので、現状のままでリフォームは一切不要なので、空きが出たらすぐに連絡ください!同じような条件の物件がほかにもあれば、内覧したいのでそれも教えてください。」としっかり伝えておくこと。
我が家も実はその方法で、気に入った物件に空きが出るのを待ちました。おかげで少ない予算内で、住環境・設備・構造など、ほぼほぼ理想通りの原石物件を購入することができました。
では、どんなふうにその「空き待ち候補物件」を決めていけばよいのでしょうか。