制服だってホームクリーニング! ケアの方法をご紹介

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2020/10/22 14:00

最近は家庭でも洗える制服が増えているんです。花王流・自宅での制服ケアをご紹介しましょう。

 一日中着用する制服。

 学校や塾、職場などの外出先から帰宅したあとに、汗や皮脂のニオイ、ホコリや花粉などの汚れが気になることはありませんか? 特に、中学生から高校生にかけては、身体から分泌される皮脂量がぐんと増えるのでこまめにお手入れしたいですよね。

 ワイシャツやブラウスは洗っていても、ブレザー、ズボン、スカートなどは家庭で洗濯できるか心配、という方も多いのではないでしょうか。

 素材や加工技術の変化などから、近年は家庭でも洗える制服が増えています。そこで今回は、そのような制服の洗濯のコツと、毎日できる簡単なケアを紹介します。

事前確認1:取扱い表示をチェック!

 まず、制服についている取扱い表示を確認しましょう。

 水洗いできるか、洗濯のコース、脱水時間や干し方、アイロンの温度など、取扱いに関する詳しい情報が確認できます。

 ×マークの場合は残念ですが、家庭では洗濯できません。この記事の後半で「家庭で洗濯できない制服の場合」をご紹介します。そちらをご参照ください。

事前確認2:素材をチェック!

 素材によって特徴が異なるので、取扱いには注意しましょう。主な素材の注意点は次のとおりです。

 ・コットン:シワになりやすいので脱水時間は短めにして、脱水が終わったら早めに干す。

 ・ポリエステル:熱に弱いので、乾燥機やアイロン温度に注意。

 ・ウール:摩擦や熱に弱く、縮んでしまうことがあるため、常温の水で手洗いコース。洗濯ネットに入れると扱いやすい。また、日光で黄変することがあるので陰干しがおすすめ。

事前確認3:装飾部分は外す

 見落としがちなのが学校のマークやエンブレムなどの装飾部分です。

 つけたまま洗濯すると色移りや色落ちが起きたり、ふちが丸まったりほつれたりする場合があるので、洗濯前に外しましょう。装飾部分は制服本体のように頻繁に洗う必要はありません。

 リボンやつけ襟なども別にして洗います。

洗濯機で洗う場合

 事前確認1~3がすんだら、次のことを意識してお洗濯を。

1:ホコリを払う

 全体に軽く洋服用ブラシをかけてホコリを払い、ポケットのごみやホコリを払いだします。シミがある場合は洗剤の原液をつけておきます。

2:汚れやすい部分を外側に

 ファスナーやボタンを閉め、襟やすそなど汚れやすい部分が外側になるようにたたみ、洗濯ネットに入れます。

3:コースを選ぶ

 洗濯機は、ドライコース、おしゃれ着コースなどやさしく洗えるコースを選びます。メーカーや機種によっても異なりますので、取扱い説明書で確認をしましょう。指定外のコースで洗うと、型くずれなどのトラブルになることがありますのでご注意ください。

4:おしゃれ着用洗剤で洗う

 洗剤は「おしゃれ着用洗剤」を使います。初めて洗濯するときは、制服の目立たないところで色落ちテストをしましょう。

 使用する洗剤の原液を衣類の目立たないところにつけ、5分放置して白い布を押しつけます。色がつくようなら、他の洗濯物に色移りする可能性がありますので、単独で洗います。

 さらに柔軟剤を使うと、静電気や毛玉・けば立ちを防ぎ、肌ざわりよく仕上がるのでおすすめです。

5:脱水後は早めに取り出す

 脱水が終わったらシワにならないうちに早めに洗濯槽から取り出します。軽く振りさばいて、手のひらでたたいて形を整えてから、取扱い表示に従って干しましょう。

 制服に多く使われているポリエステルは熱に弱く、乾燥機にかけると縮んでしまうことがありますのでおすすめしません。

 ボトムやスカートは裏返して筒状のつり干しにすると風通しがよくなり、ポケットなども早く乾きます。

6:アイロンは「あて布」を使う

 シワを伸ばしたり、ズボンやスカートの折り目をきれいに仕上げるには、アイロンを使うといいでしょう。繊維を傷めないよう、必ず取扱い表示で温度を確認しましょう。テカリ防止のための「あて布」をして、滑らせないで抑えるようにアイロンをかけます。

 再びシワになるのを防ぐためには、熱や湿気がなくなるまで、ハンガーなどにつるしておきます。

 大量の蒸気でシワを伸ばすアイロンのスチーム機能は、ズボンの折り目をつけたいときに役立ちます。衣類スチーマーもシワを伸ばすのにはおすすめです。

家庭で洗濯ができない制服の場合

 服全体には水を通さず、気になる部分だけをケアする「たたき拭き」がおすすめです。簡易クリーニングとも呼ばれているお手入れ方法です。食べこぼしなどのシミがある場合は、シミ抜きをしてからたたき拭きをしましょう。

1:布で汚れをたたき拭く

 おしゃれ着用洗剤を手洗いの濃度に薄め、柔らかい布をひたして固くしぼって、汚れが気になる部分をトントンとたたきます。ゴシゴシ拭いたり、こすったりすると汚れが制服の内部に入ってしまうこともあるので、やさしくたたきましょう。

 このときの布のたたみ方がポイント! 汚れた部分だけに布を当てられるように、指先の力が伝わるくらいの大きさに折りたたみます。数回たたいたら、布の折り目を変えて、きれいな面を出します。

2:洗剤を取り除く

 制服に移行した洗剤分を取り除くために、きれいな水で湿らせた布を用意し、1でトントンとした場所をたたきます。布に含ませた程度の水分で2~3回、同じところをたたくことで、洗剤分を取り除くことができます。

3:水分を取る

 洗剤分を除いたら、乾いたタオルなどで押さえて水分を取り、陰干しします。

毎日のケア

 洗濯も大切ですが日頃からお手入れすることもおすすめです。簡単なお手入れで、きれいが長持ちしますよ。

家に入る前に

 外から帰ったら、まずは玄関の前で肩や身頃、ズボンのすそを軽くたたいて、大きめのホコリやごみを取り除きます。

玄関で

 ニオイ汚れだけでなく、菌やウイルスなども衣類についているかもしれません。玄関に入ったら、衣類用の除菌消臭スプレーを使います。制服から20~30cm離して、軽く全体が湿る程度に吹きかけましょう。脱いだ制服は風通しのよい場所でしっかり乾かします。

その他

 汚れが気になるときは洋服用ブラシでブラッシングします。ブラシをかけるときは上から下へ、繊維の流れに沿って一方向に動かしましょう。

 着用状況にもよりますが、毎日着る制服は汚れもニオイもいっぱいです。毎日の簡単ケアと、家庭でもできる洗濯を上手に組み合わせることで、制服を清潔に気持ちよく着続けることができますよ。

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