シンプルライフを実践するDAHLIAさん。ものを手放すことができる彼女が25年間、手元に置いているアイテムがあるのだそうです。

 12月は年末年始に向けて不要なものは捨てて、新しい1年に向かう頃。どうしても「掃除・捨てる」を考えがちです。が、少し視点を変えて「断捨離をしてもこれだけは捨てられない愛用品=私のとっておき」にフォーカス。いろんな人の愛用品をご紹介します。
 あなたが大切にしている道具は何かを考えると、自分のこだわりや好みが見えてくるかもしれません。

繕いながら履き続けました

 シンプルな暮らしをはじめて何年も経ちますが、私が捨てられないものがただ1つ。

 10代最後に購入したブーツです。

 当時の価格で5万ほどしたので、学生の身分で手に入れたのは未分不相応なブーツだったと思います。

 でも、どうしても欲しくて手に入れた1足でした。

 履き続けると私の足の形に馴染み、革にとてもいい味わいが出てきて革を育てる楽しさをはじめて教えてくれたのはこのブーツです。

 履き続けるうちに親指の付け根部分がほつれることが何度かあったので、修繕に何度も出して履き続けてきました。

 しかし購入してから25年という年月が経ち、趣向も変わり出番もなくなってしました。

思い出の詰まった靴だから

 私のお手入れがずさんなところがあったせいで、革が乾燥して亀裂も入っている箇所も。

 年に1度、そろそろ手放そうか?と思うのですが、やっぱり捨てられず今に至ります。

 買った当初は革靴のお手入れ方法や履き方を知らず、滑り止めを貼らずにブーツを履いていた私はよく滑って転んだこともありました。

 はじめて好きな人とデートに出かけたときもこの靴でした。

 いろんな場所に共に訪れた若い頃の記憶や、ほろ苦い恋の記憶がこのブーツに残っているのです。

 そんな捨てられなくて眠らせていたブーツを今年の秋は履いてみることに。

 気が済むまで履けなくなるまで履けば、きっと素直にさよならできると思ったからです。

 40代半ばに突入した今、若い頃の思い出を時に思い出しながらシャツワンピースやカーゴパンツに合わせて楽しんでいます。



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みんなの暮らし日記ONLINE 2020/12/01 05:00
2020/12/01 05:00 /article/detail/3651