眞鍋かをり「秋の味覚、チーズと合わせてもっとおいしく」

印刷用を表示
2020/11/07 06:00

さつまいもや栗、かぼちゃ。そしてきのこや果物。おいしい秋の味覚ですが、チーズに合わせるともっとおいしくいただけるんです。チーズに詳しい眞鍋かをりさんが教えてくれました。

チーズプロフェッショナルの資格を持つ、眞鍋かをりさん
難関資格「チーズプロフェッショナル」を持つ、眞鍋かをりさん

秋冬食材をチーズ焼きに!

 過ごしやすい気候が続き、楽しいイベントも多いこの季節。秋~冬はおいしいものがたくさんあって、食欲が止まりません。

 冬の定番チーズ料理といえば、チーズフォンデュやラクレットなどのパーティーにぴったりなメニューが人気ですが、このコロナ禍では、なかなかやる機会がないですよね。

 そこで、秋冬の旬の食材を、簡単にチーズ焼きにするのもおすすめです。

 塩とこしょうで軽く炒めて味付けしてから、クリームを絡めることで、チーズとのなじみがよくなります。そのあとは、フライパンの上でお好きなチーズをのせて加熱したり、オーブンで焼いたりすれば出来上がり。

食材に合わせてチーズを使い分けてみましょう

 食材との相性によって、チーズを使い分けるとさらにおいしくなりますよ。

 例えば、秋冬においしい、サツマイモやカボチャ、栗は、優しい甘さをそこなわないよう素朴なハードチーズがおすすめ。

 中でもコンテチーズは、熟成するとホクホクとした栗のような風味になるので特に相性がいいと思います。

ホクホク優しい甘味を持つお野菜には、優しい風味のチーズを
ホクホク優しい甘味を持つお野菜には、優しい風味のチーズを

 サツマイモやカボチャを使ったメニューにはぜひ、コンテを使ってみてください。シュレッドチーズに少し足すだけでも、リッチな味わいになりますよ。

キノコ料理に合うチーズは?

白カビチーズとキノコのトースト。これだけで立派なごちそうに
白カビチーズとキノコのトースト。これだけで立派なごちそうに

 オーブン料理に欠かせないキノコには、なんといっても白カビチーズが最高。

 白カビチーズの風味や皮の独特の食感はホワイトマッシュルームに例えられることもあり、合わせて使うとまとまりがよく、優しい味わいを楽しめます。

 チーズ焼きにしてもいいのですが、私はクリームでソテーしたキノコと白カビチーズをパンにのせて、トースターで焼いて食べるのが好きです。

秋の果物に合わせるチーズは?

デザートのフルーツに、ブルーチーズでアクセントを。お酒のおつまみにもなります
デザートのフルーツに、ブルーチーズでアクセントを。お酒のおつまみにもなります

 そして、甘味に合うのは圧倒的にブルーチーズ。この時期の果物だったら柿やリンゴなど、酸味が強すぎず甘味の強いものと好相性です。

 コンポートにしたものや、はちみつで甘味を足したフルーツのアクセントにブルーチーズを。強い塩気が、甘味とよく合います。

 また、リンゴはカマンベールチーズの故郷、フランスのノルマンディー地方の名産品なので、カマンベールとリンゴの組み合わせも最高です。サンドイッチにするのがおすすめ。

グラタンにぴったりのチーズは?

 また、この時期に恋しくなるグラタンは、ちょっとぜいたくですがエメンタールとグリュイエールを半々で。

 甘味が強く、癖のないエメンタールがお料理の味を優しくまとめてくれて、強いコクと旨味を持つグリュイエールは味に深みと奥行きをプラスしてくれます。

 シュレッドタイプのものも売っているので、この時期は大容量のものをおとりよせしてストックしています。冷凍もできるので、ぜひこの組み合わせで使ってみてくださいね。



眞鍋かをりさんの記事一覧

もっと読む

みんなの暮らし日記ONLINE 2020/11/07 06:00
2020/11/07 06:00 /article/detail/3673