【注文住宅】失敗から学ぶ家作り。アメリカの場合その2

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2020/11/19 06:00

アメリカ人の旦那様とニューヨーク州で暮らすMischaさん。アメリカならではの住まいに関する失敗とは。

▼目次

アメリカならでは?! 住んでびっくり、困ったレイアウト

 前回ご紹介したように、主人の好みで家を決めたわけですが、もちろんすべてを夫に任せたわけではありません。家そのものは主人が、ロケーションは私がすごく気に入って購入に至りました。

 玄関からリビングが丸見えとか、いろいろ妥協した家でも、住んでみれば案外好きになるかなと期待したのですが、やはり実際に住んでみると、妥協したところが後で好きになることはなかったですね(苦笑)。もしまた家を移り住むことがあるならば、これは痛恨の極みとして次回に生かしたいものです。

 それではこの家のレイアウトで私が残念に思っているところについてご紹介しましょう。

方角を全く気にしていないレイアウト

1階のレイアウトはこんな感じです
1階のレイアウトはこんな感じです
キッチンの洗い場から見た西側のリビング
キッチンの洗い場から見た西側のリビング

 日本では家の方角を、たいていの人は気にしますよね。ここアメリカでは方角を大して重視しないだけでなく、風水とか方位学を知っている人、信じている人もあまりいません。

 我が家の場合、玄関が東、リビングが西に向いています。

 そしてこのリビングは天井までの吹き抜けで、壁全体に大きな窓が6つあります。ここ数年は、緯度の高いニューヨーク州でも温暖化が進んだせいで夏はとても暑いです。そこにもって西日が直接入ってくるわけですから午後2時くらいからの暑さはたまりません。

 じゃ、冬は逆に暖かくていいかというと、そうでもないんです。暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、せっかく暖房を使っても暖めた空気は上に行ってしまいます。下のほうは大して暖かくならないんですね。それを押し下げるため天井のファンを回すと、夏とは逆回りにしてもなんだか風がふいて寒い。

 吹き抜けに憧れる方がいらっしゃるかもしれませんが、天井が高すぎると公共の場にいるみたいで落ち着かないし、私の感覚では見た目がおしゃれという以外には良いことがありません。

窓が多すぎて、日差しが入りすぎる

 そしてリビングにある窓から差し込む西日が、ちょうどキッチンの私の立ち位置に入ってくるため、晴れた日の午後にキッチンで仕事をするとまぶしくて仕方ないんです。

 それに加え、より家の中が明るくなるようにと、ダイニングスペースのデッキに出るドアの上に小窓を主人がわざわざ特注で作りました。この小窓から入る西日も、夏はアイランドで作業する時、直接目に入ってまぶしくて仕方ありません。仕方なく夏はこの小窓に合わせてカットした段ボールで日の差し込みをふさいでいます。全くキッチンには来ない人が、余計なことをしてくれたもんです(涙)。

必要な場所に窓がないので植物が育たない
リビングの東側に向けて撮った写真。横は2階へ行く階段です
リビングの東側に向けて撮った写真。横は2階へ行く階段です

 ところで細かいことですが、この写真の観葉植物の葉がほとんど落ちてることに気づいた方いますか?

 モデルハウスでは、ここに観葉植物のフェイクが飾られていたのは盲点でした。私は観葉植物が大好き。飾りたいところに直接日が当たる窓がないというのは大きな誤算です。日光がないと育たない観葉植物がある場合は窓の配置にも注意したほうがいいでしょう。

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