お正月に食べるお餅も大好きですが、子どものころに楽しみだったのは、鏡割りしたお餅で作るおかき!
お餅が乾くまで揚げられないから、毎日毎日縁側で干しているお餅を観察したりして。揚げたてをつまみ食いするのが最高の贅沢でした。
今回は、切り餅で作るおかきをご紹介します。ただ揚げるだけではつまらないので、ちょっとひねりをきかせたアレンジもご紹介。“せっかく摂るならおいしいカロリー”が私の信条なので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
基本のおかき
まずは、基本のおかきから。しっかりとお餅を乾燥させるのがポイントです。

材料
- 切り餅 適量
- 揚げ油 適量
- 塩 少々
※揚げ油はこめ油を使用しました。揚げあがりが軽くなるのでおすすめです。
下準備
切り餅を3mm程度の厚さにスライスし、ざるに広げて2~3日干す。表面がひび割れるまでしっかり乾燥させる。

お供え餅を乾燥させて作る場合は、そのまま乾燥させ、鏡開きを迎えたらトンカチなどで割り、必要ならさらに乾燥させる。あまり大きな塊だと乾きにくいので、なるべく細かく砕くのが◎
作り方
油を160度程度に熱し、乾燥させた餅を入れる。時折返しながら香ばしいきつね色になるまで揚げる。揚げたてに醤油をたらすか、塩を振って完成。

ポイント
【1】市販のスリット入りの切り餅は、乾燥すると細かく割れてしまいます。もちろん味に違いはありませんが、きれいな長方形のかきもちにしたい場合は、スリットなしのものを使ってください。
【2】お餅の乾燥が足りないと揚げる時にパンッと破裂します。油がはねるほどではありませんが、割と大きな音が出てびっくりすることも……。ひび割れるまでしっかりと乾燥させてください!