【タサン志麻さん】“伝説の家政婦”のキッチンを大公開!

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2020/11/20 07:00

予約が取れない“伝説の家政婦”として知られ、フランスの家庭料理を得意とするタサン志麻さん。「家の中で一番好きなスペース」という志麻さんの台所は、意外なほどシンプルで、なんとも気持ちの良い空間でした。

▼目次

台所に必要なのは、シンプルさと遊び心

 料理の世界で活躍されている方の台所は、さぞかし広くてたくさんの調理器具で溢れているのだろう……。そんな想像をいい意味で裏切るのが、タサン志麻さんの台所。まず目に入るのは、潔いほど無骨な業務用のシンク。そして、コンパクトな2口コンロです。

 「引っ越しの際にいろいろ検討した結果、業務用のシンプルなシンクを選びました。理由は、掃除しやすいことと、通気性が良いこと。台所は清潔さを一番重視したいので、料理しながらでも油汚れなどをサッと拭き取れる、凹凸の少ないデザインが気に入っています。

 わが家の台所は狭いので、コンロは2口。よく人に驚かれるのですが、日々の料理はもちろん、大人数を招いてパーティーの準備をするときも、2口で十分回ります。大切なのは、段取り。家政婦の仕事を通してさまざまなお宅の台所に立つうちに、限られたものでいかに効率よく料理できるかを考えるようになりました。結果、コンロや調理器具など、台所周りは極力シンプルに、コンパクトに。狭くて物が少ない分、動線が短くてすみますし、必要なものにすぐ手が届いて快適です」

 そんな志麻さんの台所には、何やらかわいい小物もちらほら。パリで購入したポットやおしゃれなスツールなどが、シンプルな空間のアクセントになっています。

 「ベースはシンプルでありたいのですが、簡素すぎるのもつまらない。台所は機能的でありながら、ワクワク楽しい空間にしたいので、好きな雑貨や思い入れのある小物を置いています。例えば、冷蔵庫は『にぎやかでよし!』としているので、子どもたちの好きなシールやカラフルなメモに書いたレシピをペタペタと貼っています。食材を出し入れするたびに楽しい気持ちになり、台所に立つ時間が好きになります」

 基本はシンプルに、小物でアクセント。「私、洋服もそんな感じなんです」と笑う志麻さんの台所は、確かに、そこに立つ人のセンスのよさが自然に滲み出ているようでした。

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