イタリアの地方色豊かな個性派スイーツ

 さて次に、地方色豊かな個性の光るスイーツをご紹介します。

ストゥルーデル

ストゥルーデル
ストゥルーデル

 オーストリアと隣接するトレンティーノ州発祥のイタリア風アップルパイです。

 パイ生地を薄く伸ばしてリンゴを包み焼き上げます。

 画像はりんごでなくサクランボで作っています。

トルタ・ディ・タリアテッレ

トルタ・ディ・タリアテッレ
トルタ・ディ・タリアテッレ

 ロンバルディア州やエミリア・ロマーニャ州には、タリアテッレやタリオリーニを使ったスイーツがあります。

 画像はアレンジしてミルフィーユ風にデコレーションしています。

トルタ・ディ・カスターニャ

トルタ・ディ・カスターニャ
トルタ・ディ・カスターニャ

 栗の産地のトスカーナ州の焼き菓子です。栗の粉で作る伝統的なスイーツ。

クロスタータ

クロスタータ
クロスタータ

 エミリア地方の定番スイーツですがイタリア全土で親しまれているタルトです。

 中はブルーベリーやアンズなどのジャムを詰めて焼き上げます。

 どこのお菓子屋さんにも必ずといっていいほどおいてあり、ホテルなどでは朝食にも出されたりします。我が家の娘も、小さなころからこのタルトが大好きで、お誕生日の時よく作っていました。簡単なので家庭でもよく作られます。

スカルペッレ

スカルペッレ
スカルペッレ

 モリーゼ州のジャガイモのピュレが入った、ふんわりもちっとした揚げ菓子です。

 野菜を売る店が少ないといわれているモリーゼ州は、保存のきくジャガイモが重宝され、スイーツにまで加えたといわれています。

スフォリアテッラ

スフォリアテッラ
スフォリアテッラ

 ナポリの貝殻の形をしたパイ菓子ですが、バターではなく小麦粉を水とラードでこねているのが特徴です。中にはリコッタクリームが入っています。

カッサータ

カッサータ
カッサータ

 アラブの影響を受けたシチリアのスイーツ。リコッタを包んだスポンジを緑に着色したマジパンでくるみ、フルーツの砂糖漬け、白い糖衣で飾り付けます。

 現地のものは想像を絶する甘さです……。

セアダス

セアダス
セアダス

 サルデーニャ島の伝統的スイーツです。

 羊がたくさんいるサルデーニャならではで羊のチーズを、セモリナ粉を加えた生地で包んで揚げて、ハチミツをかけていただきます。

トルタ・カプレーゼ

トルタ・カプレーゼ
トルタ・カプレーゼ

 イタリア南部ナポリの沖合30キロのところにある小さな島、カプリ島で作られたチョコレートケーキです。小麦粉を使わずに刻んだナッツ類で作るのが特徴です。アーモンドをはじめとしたナッツ類が豊富なカプリ島ならではのケーキです。粉砂糖をたっぷりかけます。

 画像はバレンタイン用にハート型にしています。

ボネ

ボネ
ボネ

 ピエモンテ州のマカロンの原型といわれている、アマレッティビスコッティ入りのチョコレートプリンです。

 アーモンドの香りがして、少しざらっとした食感が楽しいです。

カントゥッチ

カントゥッチ
カントゥッチ

 トスカーナ州発祥の、世界的に知られているイタリアを代表するビスコッティです。2度焼きすることでカリッとした食感になり、エスプレッソや食後酒の甘口ワイン「ビンサント」につけていただきます。

 上の画像は残った節分豆でカカオ風味に作ったものです。

チャンベリーノ・アル・ヴィノ

チャンベリーノ・アル・ヴィノ
チャンベリーノ・アル・ヴィノ

 どこの州というわけではなくイタリア全土にありますが、ワイン好きなイタリア人らしい発想の、ワイン入りのビスコッティです。

 アニスシードも入っていて独特の香りがします。

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