年末年始は食事作りが大変な時期ですね
皆さまこんにちは! コロナに翻弄されている間にもう師走、慌ただしいですね。
流行語大賞も発表されて年末感が漂いますが、世の中の流れはまだ落ち着かず、不安な年の瀬です。報道にため息つきながら、ステイホームも飽きたわい……と、本心を呟きたくなっちゃいます。でも、まだまだ自粛。お家にこもって年を越すことになりそう。
とはいえ、おうちごはんも、ちょっぴり疲れましたね(笑)。
宅配やネットなど便利なものもたくさんありますが、日々食材が湧いてくるわけではなく。特に家族が揃う長期休みや年末年始は食べるお世話ばかり!
あ〜、めんどくさ〜です(笑)。
年末年始はご馳走続き。でもどんなにおいしいものを食べても、時間がたてばきちんとお腹がすきます。健康な証拠とはいえ、腹減ったコールにお応えするのは大変ですよね。
ささっと済ませたいそんなとき、保存が効く缶詰めはとても便利です。
皆さんはどんな缶詰めがお気に入りですか?

わたしは、サバ缶、ツナ缶、トマト缶、大豆缶は常に常備しています。
サンマの味付けしたのとか、オイルサーディンも時々買うかな? マニアックなところだと、鮭の中骨缶も好きです。
地味な印象の缶詰めだけど、缶を開ければすぐ食べられますから、加熱時間も要らず時短、手軽にランチやおつまみ作りに活躍してくれます。
サバ缶のこんな食べ方はいかが?
中でも主役を張れるくらいではないかと信頼を寄せているのはサバ缶です。
サバ缶は水煮や味噌煮、醤油煮も売られていてバリエーション豊富。先日、柚子胡椒味というのを発見して、おお〜! と即買いしましたよ。
単体でおいしい
愛しの常備野菜、玉ねぎをスライサーでスライスして添えればおいしいおつまみの出来上がり。
ポン酢でさっぱり、マヨネーズ醤油でこくうまもアリです。先日ご紹介した、しその実の塩漬けをパラパラしたり、七味唐辛子をかけたりして味変するのも良いです。
揚げ玉パラパラしてもおいしいですし、冷奴に添えてボリュームアップも良いですね!
サバ缶の揚げ焼き餃子に
軽く崩したサバ缶と、みじん切りした長ねぎや玉ねぎ、おろししょうが少々、醤油少々をサクッと混ぜて餃子の皮や春巻きの皮で包み、揚げ焼きしてもおいしい一品に。
お好みでチーズを一緒に包み込むのもおいしいです。
味噌味、醤油味のサバ缶でしたら、お醤油を省いてもOKです。
からしと酢醤油をちょんちょんとつけて揚げたてをカリッ! ビールをキュー! どうでしょうか?(笑)。
スープにだってできちゃう
野菜室の有り合わせ野菜をオリーブオイルで炒めて、トマト缶を投入。塩こしょう、コンソメで味を調えて汁気を切ったサバ缶と大豆缶を投入、軽く煮込めば栄養バランスは花マルの具だくさんスープの出来上がりです。
卵を落として煮てもボリュームがでます。パンでもあれば大満足の献立に。
お米に、パスタに、サバ缶カレー
ランチにはサバ缶でカレーもおいしいです。ごはん、ゆでたうどん、パスタにも合いますよ。
少し残ったら、翌朝食パンにかけてチーズかマヨネーズをプリプリっとかけて香ばしく焼けばおいしく食べきれます。

材料(4人分:うどんバージョン)
- 玉ねぎ 1個
- しめじ 1株
- Aにんにく(すりおろし) 小さじ1
- Aしょうが(すりおろし) 小さじ1
- A酒 大さじ1
- サバ水煮缶 1個
- カレールウ 1/2箱
- 水 400cc
- Bコチュジャン 小さじ1
- Bめんつゆ 大さじ1
- うどん(乾麺でもゆで麺でも) 4人分
- あればでOK:刻んだ長ねぎ、カイワレ、フライドオニオンなどの薬味
作り方
- 玉ねぎは薄くスライス。しめじは石突きを切りほぐす。薬味なども用意しておく。乾麺をゆでる場合はお湯を沸かし、ゆでる。
- 鍋に分量外のサラダ油を熱し、玉ねぎを炒めてしんなりしたらしめじとAを加えざっくり炒める。
- サバ水煮缶、水を加え、アクをすくいながら煮る。サバ缶はへらなどで軽く崩す。
- ぐつぐつ煮立ったら、カレールウを加えとろみがつくまで煮る。
- Bを加える。
- 皿に盛った麺に5をかけ、薬味をのせて完成!
※うどん以外の場合、Bは入れなくてもOKです。
サバ缶でテリーヌだって作れちゃう
フードプロセッサーが出動するのでちょっと一手間ですが、テリーヌも美味です。
え? サバ缶でテリーヌぅ? と思われるかもしれませんが、なかなか良いのですよ。
ちょっとおしゃれにイクラをあしらったり、ハーブを添えたり。バゲットと共に白ワインや日本酒にも合います。
材料
- Aサバ缶(汁ごと) 1個
- A絹ごし豆腐 1/2丁
- A生クリーム 100cc
- Aマヨネーズ 大さじ2
- A塩・こしょう 適宜
- A醤油 小さじI〜2
- A砂糖 小さじ1
- 粉ゼラチン 1袋
- 水 大さじ2
手順
-
Aをフードプロセッサーに入れ、滑らかなペースト状にする。
ここで味見して、お好みの味に調えてください。 - 粉ゼラチンを水に溶き、レンジで完全に溶かす。
- 1に2を加えたらしっかり混ぜ合わせ、適当な器に入れ、冷蔵庫で固めて完成。
切り分けてどうぞ!
型から外す際に外しにくいようであれば、器ごとサッと熱湯に浸し、器を傾け、器とテリーヌの間に空気を入れるようにするとツルンと外れます。
柔らかなテリーヌなので、優しく扱ってあげてくださいね。
どうでしょう? サバ缶、なかなかやるでしょう?
どなたかの食卓の一品に登場してくれるととても嬉しいです。
それでは皆さま、どうぞ穏やかな年の瀬をお迎えくださいね! 最後までお読みくださりありがとうございました。