斗六屋は昭和元年(1926)に初代・近藤スエノさんが、インドへの出稼ぎから帰国後に京都・南座前に創業した甘納豆専門店。まだ女性が創業することがまれだった時代から甘納豆一筋に商いをしてきました。

しかし、甘納豆の需要は年々減少傾向にあり、京都では甘納豆専門店がこの4年間で3軒廃業しています。
若い人に甘納豆に興味を持ってもらうにはどうしたらいいか? そう考えた4代目の近藤健史さんとインドネシアでカカオの生産指導から発酵・焙煎まで一貫製造しているビーン・トゥ・バーチョコレートメーカー「Dari K」がタッグを組み、3年の月日をかけて開発されたのが「加加阿甘納豆」です。

豊富なポリフェノールと食物繊維を含むカカオ豆と、有機ココナッツシュガーを使った甘納豆。芳醇なカカオのアロマと、ココナッツシュガーのフルーティーで自然な甘みが楽しめます。
カカオ豆をチョコレートにする際に皮は焙煎して取ってしまいますが、甘納豆では皮付きが必須。しかし、カカオ豆の皮には果肉由来の繊維質がこびりついており、水で戻すと膨み、強いぬめりとなっておいしくありません。
この「皮は残しながら、ぬめりだけはきちんと取り除く」下処理方法を模索し続けてきたのだそうです。

一度は中断を経ながらも研究を重ね続け、生まれた加加阿甘納豆。伝統的な甘納豆の良さを残しながらも、新感覚の甘納豆には職人さんの熱意とプライドが込められています。
【商品概要】

内容量:8包(30g)
価格:2缶入2,376円・3缶入3,348円(税込)
日持ち:20日
購入方法:オンラインショップ(https://www.torokuya.shop/)

内容量:100g
価格:864円(税込)
日持ち:20日
購入方法:オンラインショップ(https://www.torokuya.shop/)または、店頭