お正月はなぜかカレーが食べたくなる……!
みなさん、おせちは楽しみましたか?
我が家は、元旦の朝にがっつりおせちを食べ、昼は初詣のついでにサクッと外食。夜には「そろそろ焼き肉食べたくない?」ということで、行きつけの焼き肉屋に駆け込みます。仕込みや味見ですっかりおせちに満足している私のワガママなんですけどね。
翌朝はまた残りのおせちをつまみ、夜には早くもカレーが登場します。いわゆる「おせちもいいけど、カレーもね」というやつです。
前置きが長くなりましたが、今月の「アジア食堂へようこそ」はエビを使ったカレーをご紹介します。東南アジアはとにかくエビ天国! 炒め物にスープにカレーに……! 旨みたっぷりのエビはどう調理してもおいしくしかならない、有難い食材です。
ごろごろと野菜が入った欧風カレーと違い、煮込み時間がほとんどないので、ぐうたらしたいお正月にぴったり。おせちで余っているエビの使い道に困ったら、迷わずカレーですよ!
ささっと作れる!エビカレー

材料(3人分)
- エビ 8~10尾
- 白ワイン 80ml
- 玉ねぎ 中1個(150~200g)
- にんにく・しょうが 各2片
- カレーパウダー 大さじ2~2.5
- Aトマト缶 1缶(約400g)
- Aケチャップ・プレーンヨーグルト 各大さじ1
- Aはちみつ(または砂糖) 大さじ1/2
- Bカシューナッツ 50g
- B水 大さじ2
- 塩 小さじ1~適量
- バター(有塩でも無塩でもOK) 20g
※カレー粉はインディアンカレーパウダーを使用しました。メーカーによってスパイスの配合が違うので、好みのものを使ってください。
下準備
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エビは殻をむき、背中に切り込みを入れて背ワタを取り除く。片栗粉(分量外)をまぶして軽くもみ、水で洗い流しす。水分を拭きとり、塩を振っておく。
背中を開くことで背ワタが取れるだけでなく、加熱した時にプリッと反り返りボリュームが出ます - 玉ねぎ、しょうが、にんにくをみじん切りにしておく。
- カシューナッツと水をミルにかけ、滑らかなペースト状にしておく。
- ホールトマト缶を使う場合は、トマトをつぶしておく。
作り方
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フライパンにオリーブオイル(分量外)を少々引き、エビを入れて全体の色が変わるまで中火でサッと炒める。白ワインを加えてひと煮立ちさせ、ワインごとバットに取り置いておく。
加熱しすぎると硬くなるので色が変わるくらいでOK。ワインに旨みがたっぷり詰まっているので、残さず取り置いて! -
エビを炒めたフライパンにオリーブオイル約大さじ1(分量外)を引き、にんにく、しょうが、玉ねぎを透明になるまで中弱火で炒める。軽く塩こしょうをする。
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全体が透明になったらカレー粉を加え、玉ねぎとなじませる。
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A(トマト缶、プレーンヨーグルト、ケチャップ、はちみつ)、B(カシューナッツペースト)、エビの煮汁を加えて全体を混ぜ、ひと煮立ちさせる。
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仕上げにエビとバターを加えて、再びひと煮立ちさせたら塩で味を調えて完成。

ポイント
- エビは炒めすぎると固くなってしまうので、表面の色が変わる程度で火からおろします。
- コクを出すためにカシューナッツを入れていますが、なくてもおいしくできます。
- 思いっきりアジア風にしたい時は、ココナッツミルクをプラスするといいです。火を止める前にナンプラーを少々垂らせば完璧!
- まろやかさが欲しい時は、牛乳をプラスすると子どもも食べやすい味になります。
- ルーの濃度は、白ワインを足すなどして好みで加減してください。
あっという間にできる!カレーのお供
ヨーグルトに塩とクミンを加え、きゅうりと和えた「ライタ」は、カレーのよき相棒です。

プレーンヨーグルト大さじ3と塩ひとつまみ、クミンシードとクミンパウダーをお好みの量混ぜ合わせ、角切りにしたきゅうりを和えればできあがり。クミンシードがなければ、クミンパウダーだけでもおいしくできます。
こちらも速攻で作れるので、できるだけゆっくり過ごしたい日におすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。