おもちゃを通して、子どもの好きなものを一緒に探すパートナー

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2021/02/06 12:00

みんなの暮らし日記ONLINEが気になるサブスクサービスを取材する本連載、2回目はおもちゃを扱う「トイサブ!」をご紹介します。

親子で楽しむおもちゃ

 小さな子どもがいると頭を悩ませがちなのが、「どんなおもちゃを与えればいいか」「おもちゃが片づかない」ではないでしょうか? 売り場にたくさんあるおもちゃから悩んで選んでも遊んでもらえなくてガックリ。どんどん増えるおもちゃで収納場所もあふれてしまう……。

 身に覚えのあるかたもいらっしゃるかと思います。

 そこで今回ご紹介するのが、おもちゃのサブスクリプションサービス「トイサブ!」です。

 0歳3カ月から6歳までの子どもを対象に約1500種類のおもちゃから6点~5点、隔月でおもちゃを交換しながらレンタル利用できるサービスです(気に入ったおもちゃを継続して借りることも可能)。

 定期的におもちゃが届くサービスというと、全員に同じものが届いたり、リクエストしたものだけが届いたりするイメージがあるかもしれません。トイサブ!の大きな特徴は、プランナーさんが毎回一人ひとりに異なったおもちゃをセレクトして、届けてくれる点です。

 トイサブ!を運営する会社トラーナは「幸せな親子時間を増やす」ことをミッションのひとつに掲げています。だから、親子の時間が幸せで豊かなものになるおもちゃを提供することがトイサブ!の理想。子どもが1人で遊んで楽しいでもなく、親が与えたいものを提供するでもなく、親子が関係性をより楽しめるアイテムをそろえるように心がけているのだとか。

遊び方も親子で遊ぶことが想定されています
遊び方も親子で遊ぶことが想定されています

好みはさまざまだから、プランニングが大切

 もちろん月齢・年齢別の選定コンセプトやステップアップのガイドラインは定められています。でも、各家庭、子どもによって楽しめるものや好きなものは違いますよね。

 だから、多くの家庭で楽しめる「人気のおもちゃ」はもちろん、「このご家庭なら、これもいいかもしれない」とプランナーさんが考えたおもちゃを積極的に提供しているのだそうです。

1歳のお子さんがいるご家庭でもこれだけ違います
1歳のお子さんがいるご家庭でもこれだけ違います

 例えば、居住環境によってもおもちゃが変わります。集合住宅にお住まいの場合は階下に音が響かないことも大事ですよね。だから大きいものや、落とすと響くものは避けています。

 また、家庭によって考え方の違うおもちゃだってあります。例えば、英語の音声が出るおもちゃ。積極的に英語に触れさせたいと思う親もいれば、まずは日本語に触れさせたいからまだ早いと考える親もいます。

 さらに、子どもの発達は個人差が大きいですよね。だから単純に年齢で区切るのではなく、その子ができるようになったこと・楽しめることを考えながらおもちゃをプランニングしています。

 パズルひとつとっても、細かいパーツが多いものが合わない子もいれば、やりがいを感じる子もいますよね。

 楽しく遊んでもらうために、個性に合わせたプランニングが重要なのです。

子どもの「好き」を探すパートナー

 気になるのは「プランナーさんはどうやって子どもの様子を把握しているのか?」ではないでしょうか。

 答えはシンプル。プランナーさんとのコミュニケーションです。

 まず1回目のレンタルを申し込む際に、自宅にある子どものおもちゃを入力します。プランナーさんがその情報を参考にしながらおもちゃをセレクトしてくれます。次のレンタル(おもちゃ交換)の前におもちゃの感想を尋ねるアンケートが届くので、それに回答すればOK。

 「このおもちゃは気に入っているので継続します」とか「このおもちゃはイマイチ」といった反応から、「絵本に興味を持ち始めたから関連のものを」といったリクエストまで。ご自由です。このアンケートを見たプランナーさんが各家庭に合ったおもちゃを考えてくれます。

 これだけだと単純なおもちゃの貸し借りのように見えるかもしれませんね。実は、おもちゃセットのなかにはプランナーさんからのメッセージも入っています。「親御さんのマネをしたがるとのことなので、遊びをとおして日常生活の行動が学べるように掃除機のおもちゃを入れました」といったプランの意図などが書かれています。

実際に送られるメッセージはこんな感じ
実際に送られるメッセージはこんな感じ

 このように、アンケートとメッセージのやり取りをとおして、一緒に子どもが喜んでくれるおもちゃ探しをしてくれると考えるとわかりやすいかもしれません。

 そしてもう一つ、トイサブ!が大切にしているのがおもちゃの提案なのだとか。

 ただリクエストに応えるだけでなく、時には「意外とコレもいいんじゃないかな」と思ったものを送ることもあるのだそうです。

 親が「これはナイな」と思ったおもちゃを、実際は子どもが一番気に入ったというケースも多々あるそう。

 どうしても、ものを選ぶときには自分の趣味嗜好が反映されます。子どものものを選ぶ際にも、無意識にフィルターがかかります。悪いことではないけれど、もしかしたら、そのために気づけない子どもの好みもあるかもしれません。

 トイサブ!はおもちゃを通して「子どもの大好きを増やす手伝い」をしてくれるパートナーとも表現できるかもしれませんね。

気になるおもちゃの安全性

 親としては気になるのが、おもちゃの安全性です。小さい子どもは何でも口に入れたがり、力の加減も大人のように上手にコントロールできません。

 だから、届くおもちゃの清潔さと頑丈さは重要なポイントですよね。

 トイサブ!ではおもちゃを仕入れる際に耐久性に優れ、壊れにくいものをえらんでいるのだそう。だから、レンタルしたおもちゃだからといって変にかしこまることなく思い切り遊んでも安心です。また、万が一破損しても、追加料金は発生しません(もちろん、正規の方法でない使い方による破損は例外です)。

 また、清掃しやすい形状であることも、おもちゃの選定基準になっているとのこと。さらにこの会社のユニークなところは創業した志田さんが飲食店でアルバイトをしていた経験もあり、安全性と清潔さへの意識がとても高いのだそう。サービスが開始したときから、「口に入れて安全」を実現する清掃フローもきちんと用意されています。

 さらに、それとは別にスタッフがおもちゃの汚れや異臭を個別にチェックして、必要に応じてケアしてくれているそうです。

 そのため、シェアリングのおもちゃですが安心して使うことができますよ。



みんなの暮らし日記ONLINE 2021/02/06 12:00
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