物を溜めずに、気持ちよく暮らす。そのためには断捨離や収納のテクニックだけでなく、溜めないための考え方も大切です。少ないものでスッキリ暮らす、ミニマリストやまさんが行っている“思考の整理法"。その第一歩目をご紹介します。

スタートは買い物ノートでした

 新年度に入り、新生活が始まります。これまでは「幸せ」がテーマの記事を書かせていただきましたが、気分も一新。思考の整理術についてお話ししたいと思います。

庭の蕾も綻んで、春が近づいています

 今から数年前になりますが私自身、育児・仕事・家事……自分がどうしたいのか? が分からなく、とても悩んでいました。

 育児に専念すれば、仕事が恋しくなり。

 仕事をすれば、子育てが気になり。

 仕事と育児に力を注げば家事がおざなりになる。

 何を選んでも暮らしに、人生に、フィットしない。

 そんなモヤモヤとした悩みを抱えていました。その悩みとリンクするように、家の中のインテリアは雑誌や流行を追っていました。

 流行を追い、買った物が少しずつ押入れに溜まる中で「買うときは、欲しい! って思う。でも、本当は欲しくなかったのかも……」と、後悔することが多々ありました。

 そんなとき、私が最初に始めたこと。

 それが、お買い物ノートです。

 家計簿とは違い、家の中の物をイラスト付きでノートに一つひとつ書き出しました。何月何日購入・何月何日廃棄・金額・購入店・試用期間……。そうやって書き出すうちに、あることに気がつきます。

 短いスパンで手放してしまう物と、長い間捨てずに持っている物の違い。給料日後に、気持ちが大きくなり、毎月買い過ぎてしまうこと…。

 ノートを開いては、考えるようにしました。

 雑誌の切り抜きも、よくやりました。

何でだろう? と振り返る大切さ

 ブログは私にとって一番の、思考の整理のツールです。

 ブログの記事の写真を見ながら

 「この場所の収納は、こういう理由で、こんな風に変えました」

 文章を書いている最中に、

 「あれ? ここは、もっとこうすればうまく行くかも?」

 と、収納アイデアが閃くことがよくあります。

 ブログを見てくれた人に「今日は、こんなことをしました。具体的に……」と、順序立てて説明しなければ記事になりません。ただ単に「片付けて収納が使いやすくなりました」だけではなく、もっと伝えられることはないだろうか?

 メリットは何だろう?

 何だろう?

 何だろう?

 そうやって疑問を持ちながら、その日の自分を振り返ることが大きな意味を持ちました。

 何でこれ、買ったんだろう?

 何で、もう捨てたくなったんだろう?

 何で似たような物、同じような物を買うんだろう?

 何で、前と同じ失敗するんだろう?

 何で?どうして?

 そうやって、一つひとつ自分の疑問の足跡を残しました。その場で答えが出なくてもいいんです。疑問を持った日から、何年も経った後に、友人のふとした一言や本を読む中で、「ああ! あれってそうだったのか!!!」

 目から鱗が落ちることがよくあります。

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