器を素敵に、家族をおおらかに。「金継ぎ」の魔法

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2021/02/12 05:00

新しい連載「暮らしを繕う」がスタートします。毎日やることがいっぱいで、ずっと時間に追われている。でも、自分や暮らしを立て直したい……! そんな方にご提案したい「暮らしを繕う」という考え方について、矢島美穂さんがご自身の経験をもとに紹介してくださいます。

▼目次

 はじめまして。フリーライターの矢島美穂です。

 今回から「暮らしを繕う」をテーマに、コラムを連載させていただくことになりました。

 まずは自己紹介とあわせて、この連載のキーワード「繕う」についてお話したいので、少しの間お付き合いくださいね。

小さな「繕い」を積み重ねて、日々をご機嫌に

 我が家は夫と2人の娘(7歳・5歳)の4人家族。娘たちは預かり保育や学童保育などは利用せず、2人が幼稚園や小学校に行っている時間を使って私がライター業を行う、という生活をしています。

 それだけでも割と忙しいのに、私はもともと浅く広く興味を持つ人間で、いつも「やるべきこと」と「やりたいこと」がいっぱい!

 それにも関わらず、家族や友人、仕事仲間から頼られれば、ついつい自分の「気持ち」や「時間」は後回し。気づけばいつの間にか「イライラ」「モヤモヤ」が募っていることも……。

 心の葛藤をパッと解決してくれるような、斬新な方法があったらいいのに……。

 そんなことをグルグル考える日々の中、ある日ふと気が付きました。

 たとえば、昼間に鏡を見てメイクが崩れていたら。クレンジングをしてもう一度ゼロからメイクを始める人はなかなかいませんよね。

 ティッシュでテカリを押さえたり、リップを塗りなおしたり……とお直しをすれば「これで大丈夫」と自分にOKを出せるはず。

 そうか、これってもしかして、日々の暮らしの中にも活かせるかもしれない!

 そうして、私がたどり着いたひとつの試みが「日々を繕う」というアプローチです。

 絶対に崩れない完ぺきな仕組みを作ったり、抜本的な大改造をしたり、他人をコントロールしたりするのは至難の業。でも、帳尻を合わせたり、簡単な方法で自分の機嫌を持ちなおしたり。

 まるで「繕う」ように小さなチューニングを積み重ねていくことなら、さほど難しくないかもしれない。その先には、今よりご機嫌な明日が待っているのでは。

 そんなわけで、私なりの目線で見つけた「心」や「時間」「モノ」を繕うちょっとした方法をこの連載でご紹介できたらと思っています。

 みなさんが日々の歯車を昨日よりちょっとだけスムーズに回せるようなヒントになれば幸いです。

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