ずっと着続けている、本当に大好きなアイテム
こんにちは、editor_kaoです。
「これまでのワードローブが、なぜか今年は似合わない……」。そう思い始めた大人の女性に、私の洋服選びをご紹介する連載コラム。第7回は、困った時に頼れる、マキシスカートについてお話したいと思います。

今回ご紹介するのは2枚だけですが、本当は恥ずかしくてお見せできないくらい、ほかにもたくさん持っています。柄ものも、きれいめの色も、素材違いも。ご興味のある方は私のインスタグラムを見ていただけると嬉しいのですが、それよりも声を大にして言いたい!
最近こそトレンドになっていますが、マキシスカートは、個人的にはずーーーーっと着続けているアイテム。やっとその良さを世間が気づいてくれたか!
……というのは大げさですが、各ブランドで展開が増えたり、コーディネートの幅が広がったりしているのはありがたい。そのせいで、手持ちのマキシスカートがさらに増えちゃうっていうのは、ただの言い訳です(てへ)。
デニムくらい着回せるのに女らしく見える。さらに体型もカバーしてくれるなんて……(涙)
本当に、マキシスカートの魅力はたくさんあるんです。何より、気になるお腹まわりや太ももをまるごと隠してくれるのは大きな利点。膝下だって見えないから、脚のラインも膝の位置も全然わからない!
これはコンプレックスが多い大人の体にとって、かなり救いになるのではないでしょうか。ウエスト位置を高く設定すれば、脚長にだって見えますし。
なのに! 着こなしはちゃんと女らしく見える、というのも私が推せるポイントです。スカート自体に存在感があるので、履くだけでドラマティックになる。歩く度にシルエットが揺れるのもかっこいいですよね。
「着ていてラクなわりに、だらしなく見えない」という立ち位置も絶妙。こういうアイテムって意外と稀有なんです。
きちんと感はあまりないけれど、ある程度の場所へは着ていける。しかも嬉しいことに、脚の位置がどうなっているか周囲にわからないから、多少お行儀が悪くてもバレないんです。
最近はあまり行けませんが、映画館や劇場で長時間座らなくてはならない時に本当に重宝します。以前、小さな寄席に落語を見に行った時、畳の部屋に座布団というお座敷スタイルだったのですが、あの時ほど「マキシスカートでよかった」と思ったことなかったな……ということを、今思い出しました。
そして、コーディネートだってめちゃめちゃ簡単。個人的にコーディネートの幅は「デニムと対等」と感じるほど。この連載で毎回書いている気もしますが、なんにでも合っちゃう。
そろそろ春の着こなしが気になってくる時期なので、冬から春にかけてのスライドコーディネートで実例をご紹介しますね。