アメリカ暮らしでも日本人体形を保つための、カンタンな習慣

印刷用を表示
2021/02/18 06:00

ニューヨーク州在住のMischaさんは、パンやお菓子作りが大好き。アメリカンな高カロリー食に囲まれていますが、日本人体形を保っているそうです。そのための習慣とは。

高カロリー食なアメリカ暮らし。そしてお菓子作りが大好きな私

大みそかに食べた夕食。テイクアウト予定だったイタリアンが売り切れで、これになりました。スイートスパイシーバーガーにオニオンリングのセット
大みそかに食べた夕食。テイクアウト予定だったイタリアンが売り切れで、これになりました。スイートスパイシーバーガーにオニオンリングのセット

 前回は「コロナ太り」という言葉をアメリカでは聞かないという話をしました。アメリカの場合、2、3キロの体重増は太ったうちに入らないからです。

 しかし私の場合はコロナ太りしてしまいました。日本で一番細かったときは43キロ(身長は160cm)、日本では47キロ以下を保っていた私ですが、アメリカへ移住してすぐ3キロ増え、このコロナ禍で53キロに。

 アメリカ暮らしで太った理由は、やはり夫に合わせて、高カロリーなアメリカンな食事に変わったこと、周囲に合わせて食べる量自体が増えたこと。こちらで出会った日本人妻の方の中には、夫とは別に自分は和食を作るという方もいますが、私には無理でした。

 アメリカで始めた、料理ブログ「ミセスNewYorkの食卓」も太った原因になったかもしれません。パンやお菓子作りが好きで、かなり頻繁に作っています。作ったお菓子は冷凍して少しずつ消費するようにしていますが、やはり日本にいた頃と比べると甘い物を食べる量はかなり増えました。

パンやお菓子作りが好きで、かなり頻繁に作っています。こちらはチョコバナナケーキhttp://suzannelane.blog42.fc2.com/blog-entry-886.html
パンやお菓子作りが好きで、かなり頻繁に作っています。こちらはチョコバナナケーキ
写真左はアメリカ人ばかりの集まりに持っていった「超アメリカ式」のカップケーキ。写真右は、私が気に入っているレシピで作ったチョコレートカップケーキ
写真左はアメリカ人ばかりの集まりに持っていった「超アメリカ式」のカップケーキ。写真右は、私が気に入っているレシピで作ったチョコレートカップケーキ

 そしてどこに行くにも車、という車社会のため、こまめに歩く習慣がなくなったことですね。さらにこのコロナ禍で極端に外出が減って在宅時間が増えると、ストレスの矛先が「食べること」に行ってしまいました。

アメリカに来てから続けている習慣

 それでも、アメリカへ来てから自分にブレーキをかけるために欠かさずしているダイエット習慣があります。

 それは「記録」すること。朝と夜の体重を毎日書くんです。

 自分流で記録しているうちに、あることに気がつきました。

 毎日、朝と夜の体重の差(1日に食べて消費した量=A)と、次の日の朝の差(夜の間に消費する量=B)を記録していくと、自分の代謝がグラムでわかるようになるんですよ。要はBよりAを減らせば確実にやせていく。自分の代謝は1日1200キロカロリーだから食事は何カロリーまでというように計算するより、はるかに簡単ですね!

  1. 朝いちばんの体重を測る
  2. 夜寝る前の体重を測る
  3. 夜マイナス朝の数を出す(上記のA)
  4. 前日の夜マイナス翌日の朝の数を出す(上記のB)
  5. せめて3か月は(1)~(4)の記録をとる

 すると、自分が1日にどれだけ飲食すると、どれだけ消費できるか、また寝ている間にどれだけ消費するかの平均値が分かります。それを自分の代謝とするんです(フォーマットはこれに運動とか、お通じとかも加え、どうして増減したのかがわかるように工夫しています)。

 たとえば私の場合、平均して寝ている間に消費する重さは300グラム(コロナ禍以前は400グラムでした。動かない生活がいかに代謝を落とすか物語っていますね)。ということは、極端な話ですが1日に食べて消費する量を寝る前までに300グラムに制限すれば、体重は変わらないまま維持できる。200グラムにおさえれば毎日100グラムずつ体重が減っていく。ゼロなら、毎日300グラムずつ減っていく、という計算になります。

 自分が何キロやせたいかは、カロリーを計算しなくてもこの方法で設定体重に落としていくことが可能というわけ。

ある1週間の実際の私の記録。Aの数字が大きい日は食べすぎ、Bの数字が大きい時は寝ている時の代謝がよかった日、と言えます
ある1週間の実際の私の記録。Aの数字が大きい日は食べすぎ、Bの数字が大きい時は寝ている時の代謝がよかった日、と言えます

 ただし毎日規則正しい生活をしてないと数字化するのは難しいです。飲み会やら夜更かし、運動をする日しない日などの変化がしょっちゅうあると体のリズムが分かりません。そこであくまで毎日同じように生活しているという前提です。

 もちろん個人差があるのでみんながこの通りにできるわけじゃないと思います。それにこの方法は1日に何回も体重を測れる環境がないと、どれだけ食べて、どれだけ消費したかが分からないのでコントロールしにくく、実践するのが難しいでしょう。

 でも在宅ワークとか職場に体重計を置ける人はちょっと試してみてください。現実的には私の場合食欲に負けたりお通じが不規則だったりで、体重は常にアップダウンの繰り返しなんですけどね(笑)。でもこれ以上は絶対超えたくないという体重の「維持」はこれで何年もできているんです。

体重管理だけでは満足しない

 体重を維持するだけでなく、体形を維持するにはそれなりの筋肉も必要です。私は何でも遅咲き、筋トレを始めたのは37歳の頃。常にやってるわけではないですが、家に重さが違うダンベルが4ペアあります(笑)。

右から2ポンド、3、4、5ポンド。筋トレに慣れるにつれ徐々にダンベルの重さも増えました。今使っているのは4と5ポンドのみです
右から2ポンド、3、4、5ポンド。筋トレに慣れるにつれ徐々にダンベルの重さも増えました。今使っているのは4と5ポンドのみです

 コロナ禍で外出が減ってからは自分の体の重さで筋肉を鍛える「自重トレーニング」も始めてみました。具体的にはスクワットと、「もも上げ運動」です。後者は片足ずつ、交互に腰の高さまで上げるのを1セット100回、これを1日に2セットします。

 また、この4年はトレッドミル(ウオーカー)でのマシン歩行をやっています。ネットで動画を観ながらやると、歩いていることを忘れるのでどんどん歩行時間がのびて、元々15分から始めたのが今ではなんと1時間。体というのは、鍛えれば鍛えるほど強くなる、その逆もしかりなんですね。

 1時間に慣れてしまうともっと歩きたいですが、さすがにリビングでやってると主人から音がうるさいと苦情が出ました(苦笑)。

ビデオを見ながら歩くとあっという間に1時間たちます
ビデオを見ながら歩くとあっという間に1時間たちます

 とまあ、いかにもスゴイことを書きましたが、現実には毎日歩くのが精いっぱいで、メニューを全部こなす日は少ないです。動くほどお腹がすくので、逆にどか食いして逆効果、それの繰り返しですかね。

「不食」にも挑戦

榎木孝明著の「不食」本、モチベを保つための私の愛読雑誌『Tarzan』
榎木孝明著の「不食」本、モチベを保つための私の愛読雑誌『Tarzan』

 去年、日本で流行ってるという「不食」に興味がわいて、一体どうやって食欲をコントロールするのか知りたくて、1冊取り寄せて読んでみました。

 『30日間、食べることやめてみました』という本に関しては、なるほど著者の俳優さんがおっしゃる通り、ダイエットの本ではなく「精神論」的な内容でおもしろかったです。私も実践してみましたが、食欲というのは思考を変えることでいくらかはコントロールできるんですね~。

 でもやっぱり凡人の私は3日目でギブアップ(笑)。お腹はすかなくとも、なんだか体に力が入りません。それに更年期を迎えた女性は骨密度を保たないといけないので、極端な減量は危険でしょう。

減量より「維持」を目指して

 40代以降は、減量よりも維持を目指す。これが私のやり方です。私がダイエットを続ける理由は美意識が90%、あとの10%は健康のため。

 高カロリーな食事が多いアメリカ暮らしにおいても、自分の体の変化に合わせたダイエットで、無理なく、こうでいたいと思う目標を持ち続けることが若さと健康維持の秘訣だと思うのです。

アメリカの料理雑誌に出ていたレシピを参考に作った、ストロベリージャムケーキです
アメリカの料理雑誌に出ていたレシピを参考に作った、ストロベリージャムケーキです



Mischaさんの記事一覧

もっと読む

みんなの暮らし日記ONLINE 2021/02/18 06:00
2021/02/18 06:00 /article/detail/3940