我が家の6歳の娘は手羽先が大好き。おいしそうに手羽先を食べる娘に触発されて、私も、まんまと手羽先好きに。そのため手羽先のレパートリーは増え続けています。その中から娘に絶賛され、Instagramのフォロワーさんや身近な人にも好評だった、我が家自慢のレシピをご紹介します。焼くレシピ、煮込むレシピ、揚げるレシピ、3つのテーマに分けましたので、その日の気分やお好みでセレクトしてください。
パリパリ、ジューシー! 手羽先の「焼く」レシピ
まずは、パリパリに焼いた皮がおいしい! 手羽先の焼くレシピ。フライパンはもちろん、オーブンや、魚焼きグリルを使うレシピなど満載! 味付けに合わせて調理器具を変えてみました!
1 手羽先のグリル塩焼き

手羽先と言ったら、外せない1品! 結局のところ、これが一番人気のレシピで、頻繁に作ります。グリルで焼いた手羽先は、程よく油が落ちつつも中は、しっかりジューシー感もあります。皮目のパリッと感が最高で、シンプルな塩味があと引くおいしさです。2人分8本のレシピですが、正直足りないくらい(笑)。(調理時間20分)
材料(2人分)
- 手羽先 8本
- 酒 大さじ2
- 塩 適量
作り方
- 手羽先は骨と骨の間に縦に切り込みを入れ、裏面も同様にしたら、酒をかけて軽くもむ。
- 魚焼きグリルは中火にかけて予熱しておく。
- 手羽先の表面に塩をふったら、魚焼きグリルに皮面を下にして並べる。中火で15分ほど焼く。
- 焼き色がついたら、裏返して10~15分焼く。皮面も焼き色がついたら完成。
2 手羽先で辛うまローストチキン

味付けのベースはコチュジャン。程よい辛味とうま味があふれる、辛うまローストチキンです! 鶏肉を漬けておけば、あとはオーブン調理なのでラクラク。焼いている間に副菜作りができるのは忙しい主婦にとっては嬉しいですね。ひと口食べて、思わずプシュッとビールを開けた私です。これは間違いなくビールでしょ(笑)。(調理時間30分/漬ける時間を除く)
材料(2人分)
- 手羽先 8本
- 白ごま 適量
- A 酒 大さじ1
- A コチュジャン 大さじ1
- A しょうゆ 小さじ2
- A 砂糖 小さじ1
作り方
- 手羽先は、骨に沿って表裏に2カ所包丁を入れたら、ジッパー付きの保存袋に入れる。Aを加えて袋の上からもみ込む。冷蔵で1時間ほどおく。
- 1を取り出してクッキングシートを敷いた天板に、皮面を上にして並べる(漬けだれはとっておく)。
- 200℃に予熱したオーブンに入れて10分焼く。取り出して、ハケやスプーンを使って2のたれを鶏肉の表面に塗る。再びオーブンに入れて5~10分焼く。ほどよく焼き色がついたら取り出して、全体に白ごまをふって完成。
3 手羽先のバーベキューソテー

子どもから大人まで大人気のバーベキュー味! 手軽な調味料で、本格的なバーベキューチキンができ、お子さんも喜ぶこと間違いなしのひと品です。焼く前に薄力粉をまぶすことで、手羽先にソースがしっかり密着します。ケチャップとソースの組み合わせは、うま味がたっぷり。まさにうま味の塊のようなひと品をぜひ味わってください♪(調理時間25分)
材料(2人分)
- 手羽先 8本
- オリーブオイル 大さじ2
- 薄力粉 適量
- 粗びき黒こしょう 適量
- 乾燥パセリ 適量
- A 酒 小さじ2
- A 塩 適量
- B 酒 大さじ4
- B ケチャップ 大さじ4
- B 中濃ソース 大さじ1
- B 砂糖 小さじ1と1/2
- B にんにく 1かけ(すりおろす)
作り方
- 手羽先はフォークで数カ所刺して、裏面も同様にしたら全体にAをふりかけて10分ほどおく。表裏に薄力粉をまぶす。
- 中火で温めたフライパンに1の皮面を下にして並べる。焼き色がついたら裏返して同様に焼く。
- 2にBを入れてふたをして弱火で5分ほど加熱する。ふたを開けて裏返したらさらに3~5分加熱する。
- ふたを開けて強火にして煮詰める。汁気がなくなり全体にソースが絡んだら、黒こしょうと乾燥パセリをふりかけて完成。
4 手羽先しそ餃子

焼きレシピ最後は、本格手羽先餃子! 手羽先の骨が苦手…という夫のために作ったレシピです。手羽は骨をしゃぶってなんぼだろ! と思う私は何を甘ったれてるんだ! と、突っ込みたくなるのですが、結局「骨抜きした手羽先料理を作ってあげたい」と尽くす私です(笑)。おかげで夫も喜んで食べてくれました。私は、手間をかけた分ビールがおいしかったです! 手羽先餃子のタネには豚ひき肉と野菜もたっぷりで、野菜のシャキシャキ感もやみつき! 大葉としょうがも加えたので、香りも良し。(調理時間1時間)
材料(2~3人分)
- 手羽先 8本(骨抜きして袋状にする)
- 豚ひき肉 100g
- 白菜 150g(粗みじん切りにする)
- 塩 適量
- A オイスターソース 小さじ1
- A しょうゆ 小さじ1
- A 塩こしょう 適量
- B 大葉 10枚(粗みじん切りにする)
- B 長ネギ 20cmくらい(みじん切りにする)
- B しょうが 1かけ(すりおろす)
作り方
- 白菜はボウルに入れて塩を加えてもんだら10分ほど置いて、しっかり水気を絞る。
- ボウルにひき肉とAを入れて練り混ぜる。粘りがでたら、Bと1を加えてよく混ぜ合わせて8等分に分けておく。
- 手羽先に2を詰めたら表裏全体に塩をふる。クッキングシートを敷いた天板に並べる。
- 200℃に余熱したオーブンに3を入れて、25~30分焼いて完成。
※ここからは、骨抜きと袋詰めの方法を詳しくご紹介します。
手羽先の骨抜きと袋詰めのやり方
- くの字になっている手羽先を反対側に折り曲げてから回して関節を外す。
- 2本の骨のつながった部分(靭帯)をハサミで切る。
- 細い骨と肉の境目もぐるっと一周させて、細い骨を抜く。
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太いほうの骨と肉の境目をハサミでぐるっと一周させて切る。
- 太いほうの骨も抜く。
- 骨が2本抜けたら袋状にする。
- 袋にタネを詰めていく(一度袋をひっくり返すと、しっかり詰めやすい)。
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形を整える。