家族とともに時を刻んできたダイニングテーブル

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2021/03/17 05:00

30年間、ずっとhasu.hanaさんの暮らしの真ん中に、家族の真ん中にあった木製の大きなダイニングテーブル。このテーブルには、いろんな思い出があるのだそうです。

▼目次

忘れられない30年前のお買い物

 私は30年前、身の丈に合わない買い物をしました。

 買ったのは、我が家にある大きなダイニングテーブルです。

 私が結婚した当時は、お嫁に行く時は必ずと言ってもいいくらい婚礼家具を一式そろえる時代で、どの家にお邪魔しても立派な家具がどーんと構えられていました。

 羨ましい気持ちもあったけれど、あまり必要性を感じなかったので、私たちは小さなタンスをふたつだけ買って、小さなテーブルを食卓として使っていました。

 しばらくして引っ越しをすることになり、それをきっかけにずっと憧れだった木のテーブルが欲しいと考え始めました。

 雑誌を見たりしながら、自分の欲しいテーブルのイメージをふくらませ、時間をかけて探しました。あの時の気持ちは今でもはっきり覚えています。これから一緒に暮らしていく道具を新調するというのは、なんともワクワクして、希望でいっぱいの気持ちでした。

 木製のものは必ず実物を見て、触れて、選びたいと思い、何件かのお店に足を運びました。ようやく、「これだ!」と思えたものは、イギリス製のパイン材の大きなテーブル。注文してから船で輸入するので、一か月後に届くと言われました。

 そんな大掛かりな買い物は初めてだし、価格も自分の身の丈に合っていない……。だけど、どうしても、どうしてもそのテーブルが欲しくて、思い切って決断!

 テーブルが届くまで、待ち遠しくてたまりませんでした。

 そして、指折り数えていたテーブルがとうとう我が家へ。

 お店で見たテーブルは、いざ届いてみるとかなり大きく感じました。決して広くはない我が家には大きすぎるくらい。

 でも、そんな現実には目もいかず、素敵すぎるテーブルがやってきて、私はただ嬉しいばかりでした。

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