毎日作るものだから、特別なことはしないんです。

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2017/06/29 00:00

「Instagramには絵日記の感覚で写真を投稿しています。写真もパッと撮ってしまって。温かいうちにご飯を食べてもらいたいんです。お料理も毎日のことだから手の込んだことはしません」そう語るhana.hana.beeさん(以下、hanaさん)。でも、hanaさんのInstagramを覗いてみると、ボリュームたっぷりで彩り豊かな夕食のオンパレードです。hanaさんはどんな風に、素敵な夕食を作っているのでしょうか?

献立は何でも良いから、まずは1品決めてしまいます

 千葉に住むhanaさんは14歳年上の旦那さん、高校生の息子さん、中学生の娘さん、白猫の末娘フクちゃんの5人家族。食べ盛りのお子さんと、食欲旺盛な旦那さんを支えています。

 そんなhanaさんのInstagram(@hana.hana.bee)を覗いてみると、毎日、美味しそうな夕食がたくさん。たとえば、ある日は「スペアリブと野菜のグリル/ほうれん草と大根、揚げじゃこのサラダ/芽キャベツとベーコンのペペロンチーノ/サーモンタルタルとマッシュポテト/バゲット」

hanaさんの投稿より(https://www.instagram.com/p/BSD8hOagbKg/)
hanaさんの投稿より(https://www.instagram.com/p/BSD8hOagbKg/

 「野菜はたっぷり。なるべく油は少なめに。揚げ物をするときにもカロリーが少ないものを付け合わせや副菜に使っています」とhanaさん。できれば1つの料理に3品は野菜や食材を使いたいとのこと。

 毎日たくさんのメニューが並ぶ食卓ですが、夕食作りの所要時間は40分から60分。ちょっと凝った料理を作るときでも90分程度。一体どうやったらそんなに手際よくできるのでしょうか?

 「まずは献立をワッと決めちゃうんです。1回の買い物で食材をまとめ買いして、買った後に大体3日分の献立を考えています。安かったものや、旬のもの。それを眺めながら、まずは1日あたり1品。メイン料理だったり“最近作ってないな~”と思うサイドメニューだったり、なんでも良いんです。1品決まると周囲のメニューも何となく決まってきます。

お買い物はスーパーと道の駅。道の駅では新鮮な野菜や珍しい野菜が手頃な値段で買えるんです。
お買い物はスーパーと道の駅。道の駅では新鮮な野菜や珍しい野菜が手頃な値段で買えるんです。

 作るものが決まったら、まとめて下処理をしてストックしたり、前日の余り物をリメイクしたりするんです。下処理や作り置きも、“今日はストックを作る日”というのを決めて頑張るというより、手の空いたときにちょこっとだけやっておくイメージ。それこそ、じゃがいもの皮をむいて水に浸しておいたり、玉ねぎの皮をむいたり。

 せっかちだから、待ち時間に何かやりたくなっちゃうんです。昼食を作るとき、お湯を沸かしている間なんかに手を動かしています。私にとって野菜の皮むきが一番面倒で、時間がかかる作業なんです。それをやっておくだけでも後がすごく楽です(笑)」

 たとえば、夕食が「ゆで鶏とサラダ盛り&きのことキヌア入ニラだれ/はんぺんとサーモンのふわふわ焼き/もやしとちくわの塩昆布サラダ/もずく山芋/ごぼうの唐揚げ/紅大根甘酢」の場合は……

hanaさんの投稿より(https://www.instagram.com/p/BSQs3vBgvuP/)
hanaさんの投稿より(https://www.instagram.com/p/BSQs3vBgvuP/

 「ゆで鶏はお昼ごはんを作るときに合わせて作りました。といっても、お湯を沸かして、お肉を入れたら、フタをして放置するだけ。それを、夕食のときに切って盛り付けています。

 ごぼうも、数日前にごぼうの煮物を作ったタイミングで全部切って下茹でをしていたので、この日は衣をつけて揚げるだけでした。

 作業の手順でいうと、野菜類を切ったり水を浸した後にお湯を沸かして、沸騰を待つ間にはんぺんを潰して混ぜたり、きのこをレンチンで温めたり。お湯が沸いたら野菜を茹でて。その辺が済んだら、ごぼうを揚げるのと、はんぺんを焼くのを同時進行。

 作る献立によって手順は違うけれど、冷めても良いものや、味を染みさせたいものから作っていって、最後に温かいものを作るイメージで進めています。割と慌ただしくしているので、その間、家族にはキッチンとダイニングへの立ち入りは厳重注意をお願いしています。娘がお茶を取りに来ても“ちょっと今は入ってこないで!”といってしまったり(笑)」

盛り付けでは彩りと、お皿のなかの“高低差”に気をつけています

 hanaさんが料理をしていて一番楽しい瞬間は、盛り付けをしている時。お料理に取り掛かる前に、お皿とクロスを決めているそうです。

 「クロスは手持ちのなかから毎日選んでいます。次にお皿選び。クロスからはみ出ないようにサイズや、配置をパズルみたいに考えます。

 お皿やクロスはどこで買ったものですか? と、よく聞かれるのですが、ニトリなんかの身近なお店で購入することが多いです。特にお皿は割っちゃいそうだから、高価なものは怖くって(笑)

 盛り付けはInstagramの写真や、『料理通信』『エル・グルメ(旧エル・ア・ターブル)』といった雑誌を参考にしているというhanaさん。盛り付けをする際には、彩りだけでなく、お皿のなかが平面にならないように気を配っているそうです。

 「たとえば彩りの場合、揚げ物を乗せたプレートに少し野菜を付け合わせるだけでも印象は変わります。あとは、お皿のなかで高低差をつけることも意識しています。たとえば炒め物なら具材を積み上げて高さを出すだけでも見た目って変わるんですよ。夕食作りは毎日の仕事ですから、難しいことは考えず特別なことはしていません。1皿ずつほんのちょっと、最後に一手間加えるだけ」

 そんなhanaさんがお料理を1人ずつ(正確には、3皿に盛り付けて、hanaさんと娘さんはシェアしています)盛り付けるようになったのは3年ほど前。息子さんが受験生になったことがきっかけ。それまでは大皿料理も多かったそうです。

 「子供が大きくなるにつれ、塾やお稽古ごとが増えて夕食の時間がバラバラになっていきました。大皿から取るようにすると、後から食べる人の分はどうしても残り物みたいに見えちゃう。それをどうにかしたいな、と思ったんです。あとは、主人が食欲旺盛でお皿にある分だけ食べてしまうので、健康管理も兼ねて1人分になっていきました」

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