フランスといえば、街角のカフェ、そしてワインが知られていますが、実はあまり知られていない飲み物があるそうです。家庭でのくつろぎの時間に飲まれているという「アンフュージョン(INFUSION)」について、フランス在住で、ブログ「マダム愛の徒然パリ日記」でフランス情報を発信しているマダム愛さんが教えてくれました。(写真=iStock.com/JPC-PROD)  

カフェ文化フランスでの、第三の飲み物とは?

 フランスと言えば、カフェ文化の国。

 街中にカフェテラスがあり、そこでパリジャン達がわいわいと楽しんでいる姿は、パリの街の風物詩にもなっております。

(写真=iStock.com/anouchka)
(写真=iStock.com/anouchka)

 意外に知られていないことなのですが、フランスでは、メニューの一番上に書いてあるオーソドックスなCafe(日本でいうコーヒー)を頼むと、必ず小さなコーヒーカップに入れられたエスプレッソが出てくるんですよ。

 旅行者の方は知らずに頼んでびっくりしてしまうことが多いそうです。

 もし、日本で飲むような薄いコーヒーが飲みたい場合は、”Café Allongé(カフェアロンジェ)”を頼みましょう。

 こんな感じで、苦くて濃いエスプレッソを楽しむフランス人。

 フランス人は朝からカフェをたくさん飲んで、そして夜はワインばっかり飲んで(「ワインの本場フランス流、お酒の楽しみ方」をご覧ください)、カフェインにアルコール、1日中興奮しっぱなしなんでは!? なんて思うけれど、いや実際に、けっこう興奮して、カフェで熱い討論なんかをしているパリジャンを見かけることもあるのですが、実はフランスには、そんなカフェやワインをもしのぐ、家庭で必ず常備されている第三の飲み物があるんです。

 それが“INFUSION(アンフュージョン)”と呼ばれるこちらのものです。

 一見、紅茶の箱のようにも見えますが、このアンフュージョンは、さまざまな薬草などが調合されたもの。日本語に訳す場合は“ハーブティー”とされている場合もありますが、カフェインは入っていないし、茶葉を使用しない場合も多いので、少し違う気もします。

 このアンフュージョン、フランス人はさまざまなシチュエーションで楽しんでいます。薬草などが調合されていて、それぞれにいろいろな効能があったりするので、状況によって選んで飲むことができるのです。

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