器って、わたしのやる気スイッチなんです。

印刷用を表示
2017/07/20 12:00

『パンばか食堂』の著者で、人気インスタグラマーのひとみさん。器の力を借りることで料理へのモチベーションを保っているそうです。いつもの食事やお友だちとの食事会、小さなお子さんの予期せぬ行動で思い通りに予定が進まない時も、日々、器の組み合わせを考えて楽しんでいます。そんなひとみさんの器のこだわりとは?

器は暮らしを豊かにしてくれる道具なんです

 この度「みんなのシリーズ」で連載をもたせて頂く事となりました、ひとみと申します。
 はじめましてなので、簡単に自己紹介をさせて下さい!

 日々の食卓や暮らしの写真をInstagram(@amehtm)に投稿しているうちに、昨年パンなどのアレンジレシピをまとめた『パンばか食堂』という本が出版されました。
 今では日本だけでなく、韓国・中国でも発売され沢山の方々に見て頂いてます!

 Instagramをきっかけに世界が広がりビックリしているのですが、実物のわたしはちょこっとお仕事をしながら、二児の子育て真っ最中の平々凡々な日常を送るお母さんです。
 丁寧に暮らしたいと願いながら、日々惰性で生きているような残念な人です! 笑。

 そんなわたしが、こんな素敵なサイトで記事を書かせて頂くなんて荷が重いのですが、主婦だからこそ共感して頂ける事や、参考にして頂ける事もあれば嬉しいなと思っています。

 第一回目となる今回は、「器のこだわり」について書かせて頂こうと思います。

 みなさんそれぞれに器を選ぶ時の基準があると思います。
 デザインであったり素材であったり、
 収納スペースだったり流行りだったり。

 器の用途によってもきっとそれぞれ選ぶ理由は違ってくると思います。
 我が家の食器棚を見てみると、大半を占めるのは作家さんの器など陶器の器です。
 流行りで買った洋食器もあればデザインが好みのアンティークもあったり、プチプラの器も。

 全部並べて見ると統一感など一切ないのですが、全ての器に共通して言える事は、食卓に並べる時に思わずにっこりとしてしまうような、お気に入りであるという事です。
 器はわたしにとって暮らしを豊かにしてくれる道具のひとつです。

 小さな子供との暮らしは予期せぬ出来事ばかりでなかなか思い通りには予定が進みませんよね。
 晩御飯の仕度を早く進めてしまいたいのに
 「アイロンビーズ作ったからアイロンかけてー!」
 「え!? 今!?」
 とか、
 「お母さーん!お茶こぼしちゃった……。服が濡れたからお着替えだして!」
 「え!? また!?」
 などなど、
 子供たちの要求は次から次に容赦なく、このタイミングでー!? と思わずため息をつくような事の連続ですよね。

 結局予定より時間が押して押して、品良く品数を並べる予定だったお料理も、え~い!まとめて炒めてやれー!! となる事多々!
 この大雑把な性格は死んでも治らないと思います笑。

 それでも食卓に並べる時には、
 今日はどの器に盛ろうかな?
 こっちの方が合うかな?
 等とバランスを考えながら盛りつけ、食卓に並べていく時が一番楽しく豊かな気持ちになれる時です。

 元々料理上手でも何でもなく、ごくごく普通の茶色い家庭料理しか作れないので、見栄えのする料理を作るのは億劫に感じてしまいます。けれども、茶色い料理を美味しそうに見せてくれる、器の力を借りる事で、わたしは料理へのモチベーションが保てています。

食事の時間をみんなが楽しめるように器を選んでいます

 洋食器や和食器などシチュエーションによって使い分ける事で、その時々に合わせた食事の時間の楽しみ方もあります。

 例えば、お友だち数人と一緒にお家でランチをする時には、今はお互いに子連れで賑やかな食卓となるため、枚数を揃えやすい洋食器を使います。

 食卓の統一感も出しやすいというのもありますが、万が一割れてしまうといった事故があっても、また買い揃えられる物だからです。
 一点物で手に入らないような物だった場合、相手の方が負う罪悪感が大きくなってしまうので、なるべくラフな洋食器を使うようにしています。

 またこういった席では、子供たちにはいつも和・洋どちらのイメージにも合わせやすいアカシアのウッドプレートと、透明なプラスチックのコップを出すようにしています。
 こういう時にはやっぱりプチプラの器が大活躍です!

 カレーやパスタ等、ワンプレートでドーン!な料理には、縁取りの模様やディティールに趣のあるアンティークの器を選んで雰囲気を感じるひと皿にしたり。

 とにかく早く食べて欲しい朝には子供たちが好きなキャラクターやモチーフの絵皿を使ったり。

 ついつい流行りで買ってしまったなぁ…と思うような洋食器も、残り物をパパッと急いで食べてしまいたい時には、レンジでチンできる所がやっぱり便利だったり!
 その時々に合わせて、食事の時間は一緒に食べる人みんなが楽しめる時間となるように、あれやこれや考えながら、日々日々器の組み合わせを考えています。

  • 1
  • 2

ひとみさんの記事一覧

もっと読む

これもおすすめ