夫の何気ない言葉に、涙があふれた日

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2018/05/07 00:00

3人の小さなお子さんを育てるeriさん。幼い子どもたちの面倒をみるので、精いっぱいな毎日が続き、いつの間にか体力的にも精神的にもぎりぎりになっていました。そんなある日、夫からの一言で涙があふれたそうです。

育児には「終わりの時間」がない

 うちは、長女が1歳4か月の時に次女が生まれました。

 その時住んでいたのは、昔ながらの5階建てハイツ(エレベーターなし)の4階。

 わたしは結婚してまだ数年。手探り中の主婦業も、慣れない母親業でも、”いい妻”で、”いい母親”でいないと! と、とにかく必死でした。

 買い物は、ふたりを抱っこにおんぶして、両肩に荷物を下げて。ずっと体育会系で育ってきたけれど、育児ってアクロバティックだなあと思っていました。

 今までしてきたどんな練習よりもしんどかった。

 なぜなら、終わりの時間がないから。

 日中は、歩き始めてチョコチョコとすぐどこかに行ってしまう長女の相手をしなくてはいけないので、生まれたばかりの次女をずっとおんぶして、1日の大半を過ごすことも当たり前。

 台所に立つのもおんぶ。ごはんを食べる時も、たいていおんぶして立ったまま。

 おんぶをしていない時間も、背中に重みを感じてしまうくらいの日常でした。

朝が来るのが嫌だなあと思う日々

 目の前のことをしているだけで1日が終わる。

 泣いている子どもを抱いて、おむつを替えて、ごはんを作って食べさせて、片付けて。

 その繰り返し。

 ああ終わったと思ったら、すぐ朝が来る。

 いつも、朝が来るのが嫌だなあと思いながら寝ていました。

 かわいいかわいいはずの時期を、しんどいなあと思いながら過ごしていました。

しんどいって言ったらダメなような気がしていた

 寝てしまうと、朝、決まった時間に起きる自信がなかったから、授乳のタイミングで起きた夜中の2時3時に夫のお弁当と朝ごはん用のおにぎりを作ったりもしていました。

 どんなに疲れていても片付けはしていたし、子どもが小さい時でも、夫が帰ってきたときに家がぐちゃぐちゃなんて日はなかったと思います。

 ”夫は外で働いてお金を稼いできてくれているから、家のことと子どものことはわたしがやらないと!”

 と思い、しんどいなあと思っても、私が家にいて子どもの面倒をみる道を選んだのだし、みんなもやっていることなんだから、しんどいって言ったらだめなような気がして、口には出せなかった。

 ひとつひとつはそんなに大きなことでなくても、いつの間にか体力的にも精神的にもぎりぎりになっていました。

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