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洗濯も自然に夫の仕事に

 洗濯はいつから夫が担当になったんだろう…。きっかけも思い出せないくらい、ごく自然に夫がやってくれています。

 鮮烈な記憶は子どもが保育園の頃、ママ友が言っていた言葉です。

 「ご近所にいつも旦那さんに洗濯物を干させているお宅があるのよ。あれは体裁悪くて旦那さんがかわいそうだなぁ。」

 耳を疑いました。私たちの年代には、まだ昭和の主婦神話のような感覚をもっている人が存在するのだと気付かされました。ご近所の旦那さんはかわいそうな人じゃない、家事労働をきちんとシェアして、家族の幸せに貢献しているのだ!心の中で叫んだ、若かりし日の私でした。

 イクメンとはピンポイントで育児を手伝う夫にあらず。これは今の人は皆さんわかっているかと思いますが、子のお世話というスポットの当たる華やかな部分だけではなく、家事労働のシェアも引き受けてこそ、主婦の求めるイクメンですよね。

 子のお風呂も長いこと夫が一手に引き受けてくれていました。娘が小学校高学年になって、夫が「もうパパと入るのはやめよう」と言うまで娘は夫と入り続けました。娘の寝かしつけもずっと夫の役割でした。娘は夫の耳たぶを触る就眠儀式をしながら安心して眠りに落ちていました。

子どもの世話もすすんでやってくれた

 子どもって、夜中に急に吐いたりしますよね。噴水のように吐しゃ物を吹き上げて、髪まで汚物まみれになった子の世話をするのも夫の役目でした。夜中に子の髪をシャワーで流したり、シーツを替えたり…汚いこと、大変なことはいつでも夫が引き受けてくれました。

 今は社会人として独り立ちした娘ですが、我が家に里帰りすると、リビングの大きいソファで夫のお腹を枕に「パパのお腹きもちいい~」と寝そべり、たまに私のところに来てこそっと「パパちょっと加齢臭するよ。疲れてるのかな。」なんて耳打ちしたりします。思春期にはささやかな反抗期もあった娘ですが、夫を嫌がったことはありません。今も「パパ大好き!…あ、ママも好きだよ」なんて言う娘。一貫して献身的にお世話してくれるお父さんを遠ざけるはずないんですね。

 兄弟熊にとっての夫もしかり。二人とも成人した今は、友達、先輩、時々お父さん、そんな関係に見えます。年子の男の子の子育て期、時に私が怒髪天突く状態になっていたりしても、夫はおしなべて冷静。俯瞰して見て、結果、私がたしなめられることもよくありました。夫がいてくれなかったら、私はとんでもない方向に暴走していたかもしれません。夫には感謝するばかりです。

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みんなの暮らし日記ONLINE 2018/04/28 00:00
2018/04/28 00:00 /article/detail/465