家事がラクになる、間取りと家具の配置

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2018/05/19 12:00

ちょっとしたムダな動作を減らすことで、驚くほど作業がやりやすくなった・ラクになった。そんな経験はありませんか? 家事だって同様です。eiriyさんは、動線を意識した間取りや家具の配置を意識することで、日々の家事を楽にしているそうです。

“玄関開けたらすぐキッチン”のメリット

 こんにちは、eiriyです。

 前回は夫婦で協力する家事についてご紹介させていただきました。今回はリノベーションによって手に入れた「日々の家事を軽減できる仕組み」をご紹介したいと思います。

 「日々の家事を軽減できる仕組み」とは?

 それは、家事動線を考えて作った間取りや家具の配置のことです。仕組みと言っても簡単なことが多いので、参考にしていただけるのではないかと思います。

 我が家は築45年超のヴィンテージマンションで52平米、1LDK+WIC(ウォークインクローゼット)。間取りはこんな感じです。

 廊下がなくて、玄関から入ってすぐがキッチンです。

 買い物から帰ったときに運ぶ距離が短く楽チン!

 玄関とキッチンの位置関係は、リノベーション前の間取りと変わりません。位置を変えることも検討しましたが、水回りを動かすと費用がかさむので、そのまま同じ位置にキッチンにしました。

 結果、とても便利なのでキッチンの位置を変えなくて良かったと実感しています。また、廊下がない分、ダイニング&リビングを少しでも広く取ることができました。

小回りがきく、コの字型のキッチン

 キッチン本体はいわゆるI型壁付けのタイプです。L型やアイランド型も憧れましたが、52㎡と狭いのでコンパクトタイプをチョイス。コンパクトサイズと言えど、一般のキッチンよりも奥行きが15cmほど深いので収納はたっぷり取れました。

 I型壁付けキッチンに加えて、可動式のカウンタータイプのシェルフを2台「コの字型」に配置しています。

シェルフはリノベーション後に追加した家具。キッチンの高さに合わせて購入しました。
シェルフはリノベーション後に追加した家具。キッチンの高さに合わせて購入しました。

 この「コの字型」の配置は、キッチン周りの家事がとてもスムーズに行えます。特に食洗機と食器棚が向かい合わせなので、最短で食器を片付けることができます。

 私の実家のキッチンは食器棚が少し離れた場所にあります。食洗機から取り出したお皿を1度キッチンカウンターに置き、その後まとめて食器棚まで持っていく必要がありました。この行為が時間のロスだなといつも思っていたので、我が家は「コの字型」の配置を採用しました。

 キッチン&食器棚と垂直に置いたステンレスのシェルフのトップには、調理家電を置いています。

 炊飯器に1番近い食器棚の引き出しに、お茶碗類を入れているので食事の準備もスムーズです。電子レンジもキッチン寄りに配置して、温めたものをすぐにカウンターに置けるようにしました。これも便利です。

 ”狭い”我が家にとっては、作り付けのL字やアイランド型キッチンを作り込むよりも、このようなコンパクト家具のほうが生活スタイルに合わせて組み替えが簡単にできます。これで、正解でした。

動線にムダなし、ホテルライクなサニタリー空間

 キッチンに次ぎ、我が家のこだわり空間はサニタリースペースです。

 お風呂・洗面・トイレ・洗濯機置き場の間にドアを設けずに、ホテルのように1つの空間に入れ込みました。限りある空間をいかに活用すべきか考えた結果、あえてトイレも同じ空間に入れています。

 というのも、私自身も2年ほど海外に住んでいた経験があり、どの家もトイレとお風呂は一緒の空間でした。なので、あまり違和感なくこの間取りに至りました。

 前回の洗濯事情でもご紹介しましたが、洗濯機から洗濯を取り出し、ハンガーに掛ける際にトイレの上の棚受けのフックを活用します。

 ハンガーへ掛け終わったら数歩移動し浴室乾燥機に。

 そもそもバルコニーに洗濯を干すことができないマンションなので、浴室乾燥機と洗濯乾燥機を駆使することになったのですが、この間取りのおかげで洗濯がスムーズです。

 このサニタリースペースを取り入れたデメリットも、もちろんあります。たとえば、誰かがトイレを使用中には洗濯ができない、お風呂に入れないなど。けれど、総合的には重宝しています。

生活スタイルに合わせて模様替え

 間取りを1LDKと最低限の壁とドアにした我が家。寝室は3.3畳とミニマムに、収納は寝室には設けず、ウォークインクローゼットを別に作りました。

 この間取りのおかげで模様替えもスムーズです。

 住み始めた当初はまだ夫婦2人だけだったので、寝室はゲストルームにして、リビングの奥にベッドを置いてワンルームのように使っていました。

 子どもが生まれてから、ベッドを本来の寝室に移動して3人で寝ています。以前ベッドを置いていた場所には、子どもが1歳になるまではスモールベッドを置き、ゲスト用にしていました。

 子どもが1歳を過ぎてからは活動範囲が広がってきたので、ベッドを処分しキッズスペースを作りました。

 キッチンからリビングまでつながった空間にしたおかげでキッズスペースまでが一望できて安心です。子どもも自分の遊び場から私が見えるので安心して遊んでいるようです。

 間取りを変えるのは難しいですが、家具の配置替えだけでも家事をスムーズに行うことができるものです。なんだか家事がしにくいなと思ったら、普段の家事動線と家具の配置を見直してみてはいかがでしょうか?