在米9年、ニューヨーク州在住のMischaさん。レシピのブログを主宰するお料理好きから見た、アメリカの簡単スピード料理とは。そして、アメリカ流の作りおきといえそうな「万能ダシ」レシピを教えてくれました。

アメリカでも簡単スピード料理がトレンドに

 9年前にアメリカへ来て以来、すっかり和食とは疎遠になってしまった私ですが、料理ブログをするうえで情報は必要なので、たまに日本のフード事情はチェックしています。

 ここ数年、作り置き、常備菜など、少しでも料理を簡単にするのが流行してますね!

 実はアメリカでも、フード業界はご存じ「メイソンジャー(ガラス製の口広瓶)」から「キャストアイロン(鉄鍋)」へと流行が移ってるんですが、この2年ほどでよく目にするようになったのが、「シートパン料理」です。

 シートパン(浅めの調理用バットのような、アルミやステンレスなどのトレイ)に、カンタンな味付けをした肉やカット野菜並べ、オーブンに入れるだけという、超スピード料理。これを料理と言っていいのでしょうか(笑)。といってもいろいろあるので、具体例を一つあげてみましょう。

 左の料理は「豚肉とアスパラガスのシートパンディナー」。豚肉と、じゃがいも、アスパラガスと縦に切ったリンゴにオリーブオイル、砂糖、シナモン、ジンジャー、中西部のシーズニングなどで味付けをし、高温のオーブンで25分ほど焼いたものです( 雑誌 TASTE OF HOME  より)。これだと作業自体は20分もあればできそうですね。

 アメリカのシートパンは小さいもので9×13インチ(約23×33cm)、大きいもので11×17インチ(約28×43cm)が一般的です。キリスト教のお国柄もあって、子だくさんの大家族も少なくないアメリカでは、この位のサイズの形でちょうどよかったりするんですが、日本のオーブンでも十分生かせそうなアイデアだと思います。

 このほか、「ワンパンディッシュ」などと言って、一つのフライパンで調理をし、そのままテーブルに出すようなレシピもこの1年ほどでよく見るようになりました。

 洗いものはフライパン一つでOKなどという親切な説明つきが、なんとなく日本ぽくて面白いです。

 日本でもフードブロガーさん達が大きなフライパンや鍋ごとテーブルにのせる料理を提案してますよね。考えることは世界共通なのか、それともネットの普及で情報が世界で共有されるせいか、時期を同じくして似たようなものが流行るものだなと思いました。

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