「ポットラックパーティー」をご存じですか?
こんにちは! お菓子ブログ〈Single KitchenでSweetsを〉のmarinこと森嶋マリです。
「先日、ポットラックパーティーを開きました!」
いきなりそんなことを言われても、なんのことやら? と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。失礼しました。
“ポットラックパーティー”なんてわざわざ英語を使わなくても……たしかに、そうですね。
では、あらためまして、
「先日、料理を持ち寄って食事会を開きました」
まあ、意味は同じですが、後者のほうが堅苦しい気がするのは私だけでしょうか? そんなイメージの違いは、“ポットラック”のもともとの意味にあるのかもしれません。
“ポットラック(potluck)”という単語を辞書で引くと、最初に“ありあわせの料理”という意味がのっています。その次に“持ち寄り料理の食事会”と書かれていたりします。
第一の意味が“ありあわせの料理”なら、ポットラックパーティーに誘われても、気軽に参加できると思いませんか?
アメリカではよく開かれているポットラックパーティー。でも、日本ではどのぐらい一般的なのでしょう?
さっそく調べてみましたが、正式な統計は見つからず、独自に調査してみました(といっても、数人の友人や娘に尋ねただけです)。
どうやら、小さなお子さんがいるお母さんたち、特に幼稚園児のママたちが、料理持ち寄りのランチ会をよく開いているようです(あくまでも私が身近な人たちに聞いた結果です、あしからず)。
幼稚園のお迎えの時間までのランチや、休日に子連れで集まるには、レストランやカフェより、自宅のほうが距離的にも経済的にも気分的にも楽なのはまちがいない。そう考えれば、納得の結果です。
いっぽう、子どもが大きくなってポットラックパーティーをやらなくなったという人もけっこういました。
・仕事復帰してお昼どきに集まれなくなった。
・夫が家にいる夕食時や休日は友達を招きにくい。
・大人だけなら外食のほうが便利。
主な理由はこの3つ。
日本は居酒屋大国。手頃な値段で個室が使える居酒屋があるのですから、これまた納得の結果です。