料理が断然おいしくなる塩麹。実は作れるんです!
「おすすめの塩麹はどこのものですか?」
私には麹類をよく使う印象があるのか、インスタやワークショップでこんなご質問をいただくことがあります。
「塩麹は自分で作るんですよ」とお話すると、もれなくびっくりしていただけます。
私がなぜ塩麹を使うか、それは発酵食品が体へもたらす良い作用のことに触れずとも、塩麹がなくてはうまく作れない料理がいくつもあり、我が家の調味料としてなくてはならないもののひとつだからなのです。
私が塩麹を使う料理あれこれ
鶏ムネ肉を使う料理
ローストポーク
トマトを使う料理(トマトソース、ミネストローネ、ミートソース、トマト煮込みなど)
ハンバーグのつなぎとして
ブリの塩焼き
おからサラダやマカロニサラダ(ポテトサラダには入れません。なぜかジャガイモが溶け、どろっとした食感に…)
野菜の漬物、和え物
ドレッシング
炒め物の味付け
冷ややっこなどのトッピングとして
塩麹は食材のうまみを引き出してくれ、お肉などの食材を柔らかくしてくれます。漬けておくことでその効果を発揮するのはもちろんですが、炒め物などの時に調味料として使っても、味に深みが出て、アミノ酸系の化学調味料を使わずとも自然な旨み成分がプラスされます。
トマト系の煮込みで、どうもトマトの酸味が気になる時に塩麹を加えるとあーら不思議。それまでツンツンしていた強い味達がみんな手を繋いでまぁるく仲良くなります。こりゃ便利でやめられません。
ハンバーグのつなぎとして使うのも、オススメです。

塩麹はお米ですから、つなぎの役も務められます。これを入れることで、ぷっくりジューシーにできあがります。やや崩れやすいことは否めませんので、卵とパン粉もそこそこお使いください。
人参の千切りをゆっくり蒸し炒めして塩麹で味をつけると、人参の自然な甘みがぐーんと増して、お弁当の彩りにも嬉しくて便利な一品になります。
塩麹は何に入れてもいいのですが、塩分摂り過ぎにならないよう、塩分を含む調味料は控えることをお忘れなく!