パリ在住のマダム愛さん。フランス人の暮らしを身近に見て気付いた、フランス人ならではの「もの」との付き合い方とは?(写真=iStock.com/lechatnoir)  

フランスの雑貨は高い!

 みなさん、フランス雑貨と聞いてどんなイメージがありますか?

 センスが良くおしゃれ、デザインに富んでいて可愛らしい……なんて思うかもしれませんが、それと同時に浮かぶのは、そのお値段の高さかと。

 とにかくフランスの雑貨は高いのです。

 日本にいた時は、おフランス製なんだから高いのは当たり前。だってヨーロッパからわざわざ輸入されているのだもの!しかも厳選された品々が!と思っておりましたが、フランスに来てビックリ。フランスの雑貨はフランスでもやっぱりたかーーーい!

 どんな雑貨も日本に比べると格段に割高な印象なのです。

パリの雑貨は高いのです(写真=iStock.com/jacquesvandinteren)
パリの雑貨は高いのです(写真=iStock.com/jacquesvandinteren)

 では、日本はといいますと、世界でも屈指の“安い雑貨大国”だと思います。

 いや。むしろ日本は“安すぎる”国なのかもしれません。

 なぜなら日本には100円ショップなるものが存在して、あんなものが!?こんなものも!?とビックリするようなものが100円で手に入ったりします。日本だったら100円で買えそうなものでも、フランスではその5倍くらいのお値段の覚悟が必要なんですよ。

 チェーン展開していて、誰もが利用するような大手のスーパーマーケットでも雑貨を扱っていますが、そんな庶民の味方のスーパーマーケットですら、例えば100円ショップで売られていそうなマグカップ1つが5~6ユーロします(※編集部注 1ユーロ=約128円/2018年5月現在)。

 そんな雑貨をいつも眺めながら、ああっ 100円ショップが懐かしい!と私はついつい思ってしまいます。

100円ショップが懐かしいけれど

 そんなこともあり、フランス人の友人で日本に行ったことがある人は、誰もが感動してくれる100円ショップ。雑貨的なものが安いのもさることながら、便利グッズの豊富さに、あれはすごい!あんなものがあるなんてビックリ! それがあの値段なんてありえない!こんなものを買ってしまった! なんていうけれど、でもフランスには日本のようにチェーン展開している有名100円ショップのようなものはありません。そして、多分今後もできることはないだろうと思うのです。

 できたとしても、それはきっとフランスの会社ではなく、海外の会社がフランスで店舗を展開するかたちになるのではないかと思います。

 実際にお安い雑貨屋としてフランス人がすぐ思いつくのが 「HEMA」というお店ですが、こちらはオランダから来たもの。

フランスで一般的な雑貨店「HEMA」はオランダの会社 https://www.hema.nl/
フランスで有名な雑貨店「HEMA」はオランダの会社 

 最近新たに安い雑貨屋がパリに!というニュースを見たら、日本では既にお馴染みのデンマーク発のフライングタイガー。安い雑貨の代名詞的な存在として、スウェーデンのIKEAなんかもとても有名。これらは全てフランスの会社じゃありません。

マダム愛さんの記事一覧

もっと読む

これもおすすめ