食にこだわるイタリア人は、おいしいものを食べながら賢くダイエットしている!? 20年間のイタリア生活を終えて帰国、イタリア料理のレシピや日常のメニューをブログで発信しているyukoさんが、イタリア人のダイエット事情を教えてくれました。  

イタリア人は、年に2回ダイエットを考える

 イタリア人がダイエットを真剣に考える時期は、年に2回あるといわれています。

 一つは、新年を迎えた1月過ぎ。クリスマスとお正月にごちそうを食べ続けたこの時期、体重が増えていない人はいないといってもいいくらいです。

 例えば、新年開けの舞台に出るオペラ歌手。クリスマス前に衣装のサイズ合わせをして、年を越していよいよ本番というときに衣装が入らなくて、慌ててダイエットするという話も笑い話ではないらしいです。

  娘の友人・カロラちゃんがお正月明けに、ぼやいていた言葉を思い出します。

 彼女の家はファッション関係のお仕事をされているおしゃれなお母様と、会社を経営されているお父様、お姉さんの4人家族。お正月が過ぎ、1月も中旬になってくると、体重増加が気になってきたお母様は、お夕飯は毎日野菜たっぷりのスープ“ミネストローネ”になるそうです。

 カロラちゃん曰く“ミネストローネはおいしくて好きだけど毎日だと飽きるの”

 確かに……。

栄養バランスの良いミネストローネ
栄養バランスの良いミネストローネ

 でもこのミネストローネはダイエット中にはすごくいいメニューといわれています。

 野菜に加えて、栄養価の高い豆類、そしてマッシュルームなどのキノコも入れ、コトコトと煮込みます。野菜がたっぷりとれる糖質オフメニューです。身体も温まるし、ダイエット食には欠かせません。

水着になる季節は、やっぱりダイエットしたいイタリア人

 もう一つの時期が、まさに春先から夏にかけての、夏に備えてのダイエット。

 というのもイタリア人は、美白なんて言葉はないくらい日焼けが大好き。夏は、老若男女、水着になって日焼けを楽しみます。

 学校は6月上旬に終わり、仕事の忙しいお父さんは別として、夏休みは2か月以上あります。大半の方が夏は海や山、湖などの避暑地で過ごす人が多い。

 海派の人たちは、一日中水着で過ごすなんてざらです。

 お金持ちのマダムなどは、夏の日焼けに備えて、ダイエット以外にも、全身お肌の手入れもするそうです。

 そんな水着になる機会の多い夏。イタリア人もやはりダイエットを考えるのですね。

 でも、イタリア人の理想のプロポーションというのは、日本人から見ると少しゆるいのかもしれません。多少おなかのお肉があっても気にしません。細ければいいというわけではなく、胸もおしりもしっかりバンと張っていてセクシーさもなければといった感じです。そしてそのセクシーさを隠さずにアピールするのも特徴です。女性アナウンサーなどは日本では考えられないぐらい、胸が大きくあいた体の線がばっちりの洋服を着てニュースを読んでいます。

 話がそれました……。

 そんなイタリア人のダイエットとは、どんなものでしょうか。

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