元々家事が苦手だからこそ、できない人の気持ちがわかるというライフオーガナイザー®のAngie さん。「小さなストレスを解消するための工夫」をテーマにした連載第3回目。いよいよ片付けに入ります。(イメージ写真=iStock.com/dpproductions)

 前回のコラム(片付けから始める、憧れの暮らしすごろく)では、身近な(小さな)ストレスを洗い出そうというお話をしました。

 ストレスが発生する場所ごとにグループ分けし、玄関、リビング、台所……と発生する場所ごとにまとめます。場所では分けられないストレスは、時間軸や行動で分けるといいですよ。

 例えば、「忘れ物が多い(鍵/定期を忘れて外出する)」「子供が帽子をかぶらないで遊びに行く」だったら、「お出かけ/外出」のように行動でグループを作ってみましょう。

 グループ分けできたら、このグループごとにストレスをなくしてみましょう。

 そうです、今回はいよいよ片付けをします。

片付け、どこから始める?

 片付けのセミナーや書籍では、クローゼットかキッチンから始めると良いというのを目にします。

 クローゼットもキッチンも、女性にとっては、毎日関わる場所だし、ここが変われば片付くことによる快適さが実感できるのです。

 しかし、私と同じタイプの人は、もともと片付けが苦手。クローゼットやキッチンを一人で片付けるのは、ハードルが高すぎます。

物を減らしてもクローゼットは片付かない!

 クローゼットに関していえば私は、すでに持っていた洋服の3分の2は捨てました。

 そして、数はクローゼットに収まるだけと決めました。

 また、洋服を「たたむ」「しまう」という動作を減らし、面倒くささをなくすためにハンガー収納(例えば、洗ったTシャツはハンガーに干したままの状態でクローゼットにしまう)をしていますが、いまだに片付いた感はありません。

 毎日のように、「今日は何を着ていこう(悩む)」「ああ、いまひとつ似合っている感がないな(溜息)」と気持ちがすっきりしません。

 持ち物の数を減らし、雑誌やブログのまねをしたからと言って、片付けが上手くいくわけではないという典型的な場所がクローゼットではないかと思います。

キッチンが片付かない4つの理由

 キッチンに関しての片付けについては、クローゼット以上にハードルが高いです。その理由は4つ。

種類や数が多い

 調理器具、日常使用する食器、来客用食器、調味料、食材、保存容器、洗剤……さらに調味料だけでも、砂糖、塩、酢、醤油、ソース、みりん、香辛料系……と種類が多く、さらにそのストック(予備、買い置き)があったり、食器なら同じお皿が人数分あったりと数も多い

作業する場所である

 物が保管されていれば良いだけでなく、使い勝手が大事です。

 炒め物をしようと思ったときに、コンロの周りに調味料、調理箸やフライ返しが手を伸ばせば届く場所にあればスムーズに動けます。でも、実際にはコンロ周りにすべて置いておくことは難しいでしょう。

 無駄な動きをなくし動線を短くする配置(物の収納)ができれば、調理時間も短縮され、家族を待たせずに料理が出せ、みんなの笑顔が増えるんでしょうけどね。

小さなストレスが多い場所である

 「あると思った買い置きが実はなくて、メニューを変えざるを得なくなった(あれ?小麦粉切らしていた?)」「安売りしていたから買ってきたら、予備が3個もあった(ラップ類に多い)」という数に対するストレス

 「ディスポーザー付きのマンションがうらやましいわ(生ごみの処理)」「排水管の汚れや匂いに気をつかう!」「食洗機なんて置く場所がない!食後の洗い物が大変」という毎日のやるべきことに対するストレス

家族が関わる場所である

 「パパが食器を戸棚にしまってくれたのはいいけれど、置き場所が違う」「子供に配膳を手伝わせたいけれど、いちいち取ってやらなくちゃいけない」というコミュニケーションのストレス

 物の置き場所が決まって、見た目にきれいな収納ができても、これらのストレスが解消されなければ、きっとリバウンド(また散らかる)します。

 片付けが上手なブロガーさんたちは、これらのストレスをうまく解消できているからキレイを維持、散らかってもすぐにキレイな状態に戻せるのです。

 さて、では、どこから片付けを始めるか? 私のおすすめは玄関です

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