夏野菜をおいしくいただく、絶品レシピ

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2018/06/28 00:00

キュウリ、茄子といった夏の野菜が出回る季節。夏野菜を大量にもらうことが多いという母熊さんが教えてくれる、おいしく夏野菜を消費するレシピです。(イメージ写真=iStock.com/botamochi)  

ありがたすぎる、夏野菜祭り!

 夏野菜の季節到来です。楽しみでもあり、恐ろしくもあるこの季節。なぜって、畑の夏野菜の採れ高と言ったら、とても食べきれない量なのです。暑い時期はとにかく野菜が元気で、お日様の光をいっぱい浴びて、まぁ育つ育つ。

 今の土地に住み、大地の恵みをふんだんにいただくようになってから、はや20年。「作り置き」や「常備菜」なんて言葉も知らないその頃から、来る日も来る日も山盛り収穫される野菜の量に面食らいながらも、ひたすらさばき続ける私の夏。そんな私に、畑から義父母は平然と「茄子とキュウリは食べねんかい?」「早く採んねぇとでっかくなりすぎちまうで」などと言ってきました。今なら「た、べ、て、ま、す。毎日。」とか言えるんですけどね~(笑)

 毎日、キュウリが10本、茄子が15本採れるとします。そこから、家族で消費できる野菜の量を差し引きます。さぁ何日で野菜室はいっぱいになってしまうでしょうか。まぁまぁ大型とはいえ、家庭用冷蔵庫です。ひとたまりもないですよ。あっと言う間にキャパいっぱいです。

 それではどうするか。ひたすら食べる、もらい手を探す、そして保存のきく「常備菜」を作る。

 この3本柱で、夏野菜祭りを乗り切るのです。

キュウリの消費に光明が!

 実はうちの夫、大のキュウリ嫌い。生でも漬物でも加熱してあっても絶対に食べません。料理に入っているキュウリを取り除けば食べるなんて生易しいものではありません。味や匂いが移った…と、一切手をつけなくなってしまいます。それに加えて、娘はキュウリアレルギーがあり、食べられません。ですから、料理に使うのもはばかられて、もてあましていたというのが正直なところです。

 10年ほど前、キュウリの消費に一筋の光明が差すレシピと出会えました。それは自家製キュウリのキューちゃんでした。加熱したキュウリは娘のアレルギーの原因成分がなくなるようで、娘にも食べられます。おいしく日保ちもします。とても気に入っていましたが、ついに数年前、珠玉のキュウリレシピと出会いました。

 若い同僚から「これ、お母さんからもらいました。すっごくおいしいんんで作ってみてください」と手渡された一枚の紙は、ご婦人からご婦人へ何度も何度もコピーされてきたのでしょう、文字がところどころかすれて、紙の折り目まで印刷されています。

 「キュウリの佃煮」

 レシピにざっと目を通すと、キュウリを薄くスライスして炒めるようになっています。しなしなで食感が悪くなってしまうのではないかと思いましたが、まずはレシピ通り作ってみました。キュウリのキューちゃんの工程よりもずっと楽。炒めて完結する作り方のシンプルさが助かります。

 できあがったそれをつまんで、びっくりしました。パリパリ食感で白ごはんが恋しくなるたまらない味わい。そのレシピを我が家好みに何度か改良してたどり着いたものを本日ご紹介します。

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