今年も半分終了! 少し家計を振り返ろう

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2018/07/07 12:00

2018年も折り返しました。半年間お疲れ様でした。このタイミングで、少し家計を振り返って“我が家の資金繰り”について少し考えませんか?

上半期の家計を振り返ると……

 こんにちは、編集部のイトウです。

 2018年も半分が終わりましたね。この半年は充実されていましたか?

 私は少々楽しみすぎてしまったようで、口座残高を見て「あれれー、おかしいぞ~?」となっております。

 そんなタイミングで楽天が「上半期の家計を振り返るマネーの反省会」というドキリとするタイトルの勉強会を開催すると知ったので、自戒も込めて取材に行ってきました。

講師を務めてくれたのは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢先生です。
講師を務めてくれたのは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢先生です。

 楽天が30・40代の夫婦400人に家計の管理に関する意識調査をしたところ、お金の習慣があるかないかで、家計の余裕に差が出ていることがわかったそうです。

 現金や貯金、投資信託など家計のあらゆる資産を合計したものを「家計金融資産」といいます。

 この家計金融資産について、“お金について夫婦でよく話し合っている”か否かで、約230万円の差が出ているのだそうです。

 さらに、“普段の買い物がキャッシュレス決済か現金か”では約550万円の差が、“日常の生活でポイントを活用しているか否か”ではなんと、約670万円の貯蓄差があるのだとか。

 日々の習慣で差が出るものなのですね……。

 「マイマネールールを作って仕組み化しましょう」と風呂内先生。

 「たとえば、すごく頑張って1ヵ月で5万円貯めたとします。でも疲れてしまって、次の月は全然貯められなかった。そんな風にムラがあると、通年で見た時にどうでしょうか? 1ヵ月1万円でも確実に貯められる仕組みがあれば1年で12万円は確実に貯まりますよね」

 なんだか、掃除の話と似ていますね。一時的に頑張るのではなく、きちんと続くルールを作ることが大切なんです。

 そのために、次の3つの習慣を身に付けられると良いといいます。

 1)キャッシュレス化

 2)ごひいきのポイントを作る

 3)夫婦での情報共有

 ここから詳しく見てみましょう。

キャッシュレス化を意識しよう

 現在、現金以外にも、様々な決済手段があります。

キャッシュレス決済の例(楽天の場合)
キャッシュレス決済の例(楽天の場合)

 キャッシュレスにするメリットはいくつかあります。

 ・管理を取りこぼさない

 ・ATMなどの手数料がかかりにくい。

 ・ポイントを獲得しやすい

 自販機やコンビニでのちょっとした買い物って時々ありますよね。この、ちょっとした出費ってレシートをもらい忘れたり、そもそもレシートがなかったり“お金を使った感覚”残りにくい部分があります。

 多くの場合、キャッシュレス決済は家計簿アプリと連携して、使用履歴を残すことができます。手書きや手入力の家計簿だと取りこぼしがちな、小さな出費も記録が残るので、きちんと管理ができますよ。

 また、そもそも現金を引き落とさなくなるので手数料がいらなくなります。また、海外旅行にいく場合も、円を外貨に換えて、余ったら帰国後にまた円に戻してという手間がなくなります。その際の手数料やレートにも影響されない点もメリットです。

 また、日々買い物をしているスーパーと提携しているカードを使えば、ポイントボーナスを獲得できたり、キャンペーンを取りこぼすことがなくなります。こうしたポイントをもらえるかどうかも意外と馬鹿にできません。

 でも、キャッシュレスってお金を使っている感覚がなくて不安……という方も多いと思います。月々の家計を袋分けして管理している場合は、まずは固定費をクレジットカード払いにしてみると良いとのこと。

 カード使用への抵抗感は「使いすぎちゃうかも」というところにありますよね。日々の買い物にカードを使うとお金を使う感覚が薄くなって、あの服も買っちゃおうかな、と考えてしまうかもしれません。

 でも、家賃や住宅ローン、水道光熱費やお子さんの習い事といった固定費はカード払いにしたからといって使いすぎるなんてことはありませんよね。

 次におすすめなのが、食費をプリペイドカード払いにするという方法。これならば、カードに入れた分しか使えないので、使いすぎが防げます。また、カードによってマイルやポイントが貯められます。

 現金感覚で使えるという意味では、デビットカードもおすすめとのことです。

 世の中にはいろいろなカードがあるので何を選べば良いのやら、となりますよね。まずは普段から買い物でよく使うお店や、路線を調べて、そこに対応しているカードから条件を絞っていくと良いようですよ。

 また、最近はQRコードでの決済や、スマホでの決済も可能になってきました。お財布を持たない暮らし、なんてこともできるかもしれませんね。

ごひいきのポイントを作る

 ポイントってどこで何が使えるかよくわからないし、カードも増えるから管理しきれないし、まあいいかな。と思っていませんか? 実は私がそのタイプで、ポイントを活用していません。

 でも、ポイントを上手く貯められると、かなりお得になるそうです。風呂内先生は「ポイントを使うので最近マクドナルドでお金を使いません」とのこと。

 塵も積もれば山となるといいます。この、少しずつの積み重ねが大切。そして、これが風呂内先生のいう仕組み化のひとつでもあります。

 決済のキャッシュレス化とポイントを考えることで、無理をしない家計管理が可能になるというわけです。

 でもどんなポイントを貯めると良いのでしょう? 風呂内先生から、貯めておきたい4つの共通ポイントサービスが紹介されました。

 貯まったポイントでTポイントの場合は税金を支払えたり、楽天スーパーポイントの場合はふるさと納税ができたりします。

 でも、全部のポイントを貯めようとすると疲れてしまいますよね。ポイントを貯めるために買い物をするのではなく、買い物先でポイントを貯められるなら、そのチャンスを逃さないようにする、という考え方を持つことが大切です。

 このなかから普段使用している決済と相性が良いものはどれか、使えると嬉しい(=使用頻度が多いお店が対応している)ものはどれかを考えて、そのポイントサービスをごひいきにすることで、一番自分たちに都合の良いポイントをきちんと貯められるようになります。

 ちなみに、各ポイントはカードだけでなく、スマホアプリも存在します。スマホにポイントアプリを入れてしまえばカードレス化もできてしまいますよ。

夫婦での情報共有

 最後に重要なのが夫婦間でお金の話をするということです。

 よくあるのが、お互いに「相手が貯めてくれている」と思っていて蓋を開けてみると……というパターン。

 反対に、十分に資産があると知らずに保険をかけすぎていた、というパターンも。

 どちらも夫婦間でのお金に関するコミュニケーション不足が原因です。

 お金の話は、相手を管理したり縛ったりするような気がしてしたくない。そう考える方もいらっしゃるかもしれません。

 でも、何事も一人で悩みや不安を抱え込むと良い選択ができないものです。反対に、誰かに話したことがきっかけで、物事が好転することも珍しくありませんよね。

 お金だって一緒です。

 夫婦で話し合うことで自分では気づけなかったことや、自分は知らなかったことが見つかって、お金の心配が解消したり、管理方法がまとまったりすることがあります。

 “こんな時に話をしよう”、と決めるのもいいかもしれません。

 たとえば、年1回 給料の査定が出たタイミングで貯金額を相談したり、お子さんの学年が上がったり預け先が変わったタイミングで家計の見直し夫婦で行ったりするのはいかがでしょうか?

 引っ越しのタイミングも、使う路線や店舗が変わるのでお金の話をするには良いそうですよ。

 家計というのは、一家の生計です。妻だけ夫だけで背負い込まず、夫婦できちんと話し合うことで、自分たちに丁度いいお金の管理の仕組み化も実現します。

 1年の半分が終わりましたので、一度ご家族やご夫婦で家計を振り返ってみてはいかがでしょうか?

話しにくい場合の最終手段

 とはいえ、お金のことを話題にしにくい場合はどうすれば良いでしょう?

 風呂内先生に聞いたところ「私のせいにしてください!」とのことでした。

 「なんかFPの人が夫婦でお金の話をしたほうが良いっていっていたよ~」そんな風に切り出してみてください、と風呂内先生。これならちょっと肩の荷が下りそうですね。

 また、見方を変えると、そこまでしてでも情報共有をする意識は持ってほしいということかと思います。ちょっと勇気はいりますが、話しはじめれば意外と良い意見交換ができるかもしれませんよ。