ぬりえ感覚で楽しむ刺しゅう
こんにちは、編集部のイトウです。
みなさん手芸はお好きですか? 最近は刺し子などの刺しゅうも人気ですよね。先日、手芸作家の中島 一恵さんの刺しゅうのワークショップに行ってきました!

中島さんはQuilts1989/100ネエサン(以下、100ネエサン)という、刺しゅうやペンでスタイリングできる“ぬりえ”みたいなファブリックをディレクションしています。
100ネエサンの布には、よく見ると、みんな服装や表情などが違う女性が描かれています。

この、一人ひとり個性を持った女性=ネエサンを着せ替え気分で髪型や服、足元をスタイリングすれば、オリジナル作品ができあがる、というユニークなものです。

自分のオリジナルネエサンを使ってカバンやガマ口を作ったり、まさに百人百様のものづくりを楽しめます。

100ネエサンの販売元である手芸用品メーカーのルシアンさんと、キュレーションアプリantenna*さんがコラボして、100ネエサンを使ったチャームづくりをしよう! というワークショップが開催されました。そちらに行ってきた、というわけです。
以上、長い前置きでした。それではここからはワークショップの様子をどうぞ!
ちなみに、イトウは針に糸が通せないレベルで不器用なので、同僚のイノちゃんと一緒に行ってきました。以降、作っているのはイノちゃんです。
感性のまま、自由に
指定された場所は代官山駅からほど近いアパートの一室。


ルシアンさんはお店を持っていないのですが、時々こうやって期間限定の手芸・雑貨屋さんを開いているのだそうです。
ここでお買い物をすると、併設されているフリースペースでそのまま手芸をはじめてもOKで、462色の刺しゅう糸は使い放題なんだとか。太っ腹……。
ワークショップはこちらのフリースペースを使用して実施されました。

まずは、ネエサンの中から1人を選びます。どの子がいいかなぁと眺めていると、知り合いに似ている子もいて、ちょっと面白いです。

刺しゅう糸は複数本の糸が束になって1本の糸になっています。今回はその中から2本を取り出して使う2本取りという方法で刺しゅうをしていきます。
肘くらいの長さで切った2本の糸を重ねて針に糸を通して、玉止めをしたら早速スタート!
みなさん、それぞれ選んだネエサンを着飾ってゆきます。

手芸なので沈黙のワークショップになるかと思いきや、「先生、このお手本の柄はどうやるんですか?」「わぁ、その色かわいい!」など和気あいあいとした雰囲気です。
ちなみに、「本来刺しゅうは、なるべく玉結びをしないんです。でも、100ネエサンの場合はそんなことをしていたらゴチャゴチャになってしまうので、全て玉結びで留めています。」と中島先生。
あとは感性の赴くままに、自由に刺しゅうしていくのが100ネエサン流とのこと。