「チーズの女王」! 親しみやすくて実力がすごい

最近、改めてカマンベールチーズの偉大さを実感しています。
チーズに詳しくない人でも絶対に知っている、「チーズの女王」とも称される白カビチーズの代表格。チーズの専門店でなくても手に入りやすく、どんな食材とも相性が良いので、身近で親しみやすい存在ですよね。
ただ、そのせいか少々ありがたみを忘れてしまい、このところカマンベールチーズを買っていませんでした。
…が、先日、お気に入りのチーズ屋さんで状態の良いカマンベールチーズが入荷し、久々に食べてビックリ。
こんなにも実力と親しみやすさを兼ね備えたチーズは他にない!今までナメていて本当にごめんなさい!と、申し訳ない気持ちになりました。
ノルマンディー産のものが、本来のカマンベールチーズ

そもそもカマンベールというのは、フランスのノルマンディー地方で作られる伝統的チーズ「カマンベール・ド・ノルマンディー」のことを指す、というのはご存知ですか?
「シャンパン」はフランスのシャンパーニュ地方のもの、というのは知っている人が多いと思いますが、それと同じような感じで、カマンベールチーズも元々はノルマンディー地方で伝統的製法で作られたもの。
ちなみにノルマンディー地方には、あの有名な世界遺産モン・サン・ミシェルがあります。
元祖カマンベールチーズの特徴は、香りの芳醇さと風味の豊かさ。熟成が進むとそれらがより強くなり、どこかウォッシュチーズを思わせるような味わいになります。