なぜ作ったの?「食べられるお箸(畳味)」

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2017/07/22 13:00

熊本県のいぐさを使った「食べられるお箸(畳味)」が販売されます。なぜそんな不思議な商品が生まれたのでしょうか?

 突然ですが、皆さまのお宅には和室はありますか?

 畳のかおりや感触は、なんとも言えない良さがありますよね。

 ところが、洋式の住宅スタイルがすっかり定着したことで、畳の需要は減少中。

 ピーク時には10,400戸を数えた熊本の「いぐさ」農家の数も、今では500戸程度になっているそうです。数字で言うと40年で95%(!)の減少。

 いぐさの栽培技術の継承や、国産いぐさの安定供給を考えると、この傾向に歯止めをかけたいところです。

 そこで、熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会が考えたPR方法が、「食べられるお箸(畳味)」の開発でした。

熊本県産いぐさを100%使用
熊本県産いぐさを100%使用

 一体なぜ……? という感じですが、“もう一度和室のあたたかさを思い出し、「畳」という言葉を口にしてほしいとの想いから”だそうです。

 食べられるお箸を作るのはアイスクリームのコーンや食べられるトレー(器)を製造・販売している愛知県の丸繁製菓さん。

 原材料は小麦粉、砂糖、鶏卵、いぐさ(熊本県産で)で、名称としては焼き菓子になるそうです。

 実は、この「食べられるお箸(畳味)」は3月の松頃に都内と熊本の限られた店舗で期間限定販売されていました。

 その時に大きな反響があったため、今回ネット販売を開始するそうです。

 価格は5膳セットで1930円(税別)。価格まで「いぐさ」のこだわりよう。

 「じっくり低温で焼き上げることでサクッと食べやすい食感にしました。」とのことですが、さてお味のほどは?

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