九十九里の夏の味覚“ながらみ”

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2018/08/13 12:00

皆さんがお住まいの地域にある夏の名物、夏の味覚は何ですか? hanaさんの住む千葉県北東部では、焼きはまぐりが美味しいのだとか。そして、もう一つ知る人ぞ知る貝があるのだそうです。

今回はご当地グルメ(?)のお話です

 皆さまこんにちは!

 あっけなく梅雨が明け、恐ろしいほどの猛暑がやってきましたね。体調を崩されていませんか?

 汗をかきにくいわたしは毎年夏の入り口はやや不調。怠いしむくむし身体が重い、早々に夏バテしてしまいます。

 身体が慣れるまでの辛抱なのですが、体調を崩すと健康のありがたさが身に沁みます。

 暑い夏、皆さまどんなお料理を召し上がっていますか?

 冷やし○○、冷○○、氷○○、といった名前を見たり聞いたりしただけで涼しくなりそうなお料理に心惹かれますよね。

 お住まいになる地域によって、夏の風物詩的なお料理や食材がたくさんあるでしょうね!

 興味しんしんです。

 今回は、わたしの住む地域の夏の味を、超地元目線でつづってみようと思います。

 わたしの住んでいるところは千葉県北東部、チーバくんの耳の下から背中のあたりでしょうか。

 千葉県も幕張メッセや東京ディズニーランドがある都市部から、リアス式海岸の九十九里、醤油で有名な銚子、国際空港がある成田とぐる〜り、なかなか広いのです。

 数分おきに電車やバスが行き交う街中あり、自家用車と運転免許がないと陸の孤島の田舎あり。

 hanaの住まいは後者、九十九里浜近くの田舎です。

 最寄駅まで車で10分。子どもたちは小学校へは徒歩30分、中学校へは自転車で30分かけ登校しました。足腰と根性が鍛えられたと思います笑

 自宅から海まで4キロほど。車で数分のところに道の駅と、テレビの取材がくるようなちょっと有名な大きいプール施設があります。

 浜通りには、海産物を売ったり店先で食事も出したりするお魚屋さんや、民宿などの宿泊施設が点在し、夏は稼ぎどきの大忙し。いつもはスイスイの道路も、他県ナンバーの車で渋滞します。

九十九里の夏の味覚といえば……

 九十九里の有名な夏の美味いもの、というと「焼きはまぐり」でしょうか。

 今は一年中、焼きはまぐりを楽しめますが、旬は夏ですよね。

 焼きはまぐりの看板を掲げているお店に行くと卓上にコンロと焼き網が設置されており、各自焼いて食べます。パカっとはまぐりが開いたところにお醤油を少しだけたらして、エイッ! あちあち〜うまうま〜! お口の中は幸せ一杯です。

 酒蒸しでもバター炒めでも、はまぐりは美味しいですよね。特にあの、ダシの素晴らしいこと! 一滴もむだにしたくないって思います。

 hana家のお隣の奥さまは、ご実家のお兄様が漁師さんだそうで、大変大変ありがたいことにシーズンになると立派なはまぐりのおすそ分けが我が家にまで届きます。

 ごろんごろんの大きなはまぐり。こんなにたくさん! 買ったら一体いくらになるんだろう……、大金だよね……と言いながら美味しくご馳走になっています笑

九十九里浜の名産“ながらみ”

 はまぐりは全国的認知度100パーセントの有名な貝ですが、九十九里浜ならではの貝もあります。

 「ながらみ」をご存知ですか?

 県内でもおそらく一部でしか採れず、食文化も限られた地域だけの貝だと思います。

 さて、どんな貝でしょう?

 はまぐりやあさりなどのような二枚貝でしょうか? つぶ貝やサザエのようなくるくるとんがった巻貝でしょうか?

 答えは巻貝、でも、初めて見る人はきっとドン引きしますよ。

 なにせ、で〜んで〜んむ〜しむ〜しか〜たつ〜むり〜♫のかたつむりにそっくりなんです笑

 ツノもやりも出さず、フリフリっとした舌? を出しているだけなのですが、殻におさまった姿はかたつむりそのもの。

 夏に母方の祖父母宅に行くと、必ずといっていいほど、食卓には茹でたながらみが丼に山と盛られていました。

 その昔、発泡スチロールの箱を積み上げたスーパーカブを操る、行商のおばちゃんたちが、魚介類を売りに各家庭を回っていました。シーズンになると、ながらみが商品の仲間入りをし、各家庭に。

 あの巻いている貝をどうやって食すかというと、茹でた身に爪楊枝を刺してひっぱりだすんです。

 綺麗に身を取るにはコツがあって、ちょっとナナメに爪楊枝を刺し、爪楊枝を横に回転させるようにして引っ張ると、うん、も、すん、もなく、くるりっと身が取るんですよ。

 器に塩水を用意し、各自取り出した身を、ささっと洗いながら食べます。

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