イベントレポート

お店に並ぶ“素敵!”の向こうに作り手あり

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2017/08/07 12:00

雑貨屋さんや道具屋さんに行くと、お皿だったり、靴下だったり、文具だったり、私達をときめかせてくれる素敵なものが並んでいますよね。どうしても、目の前のものだけに意識を向けがちですが、その向こうには作り手がいて、思いを込めて商品を送り出しています。そんな作り手の皆さんが集まるイベント「大日本市」に行ってきました。

キラリと光るつくり手が集まる、大日本市に行ってきました

 大日本市とは「日本の工芸を元気にする!」という旗印のもとに集まった全国の工芸メーカーさんによる合同展示会。

 イベント自体は経営者やバイヤーさんなど関係者限定のものなのですが、主催する中川政七商店さんにご招待いただき、遊びに行ってきました。

 大日本市に参加したことで、お店に並ぶ素敵な商品の向こうには、個性が光る素敵な作り手の方々がいるのだと、改めて実感することができました。

 そこで、この記事では展示されていた商品とともに、作り手の皆さんの声を紹介したいと思います。

靴下の名産地から、皆さんへ

 中川政七商店さんの靴下ブランド「2&9」。これで「にときゅー」と読みます。

 ブランドの由来は都道府県にそれぞれ割り振られた番号。奈良県を示す29からとられています。

 まさに奈良を表したブランド名ですね。

 実は、奈良県は日本一の靴下の生産地。

 「2&9」は奈良県内の靴下工場と一緒に作り上げた靴下ブランド。

 「しめつけないくつした」や「あたたかいくつした」など機能別のシリーズ展開がされています。

 ユニークなのは、シリーズごとに靴下を作っている工場が違う点。

 それは何故か?

 靴下工場で得意とする技術が違うから。

 人それぞれ得意なことが違うように、作り手さんの強みを活かした靴下が作られているわけです。

 靴下の生産量が多く、技術力を切磋琢磨してきた地域ならではの取り組みといえるかもしれません。

 お店で「2&9」の靴下を見つけたら、商品タグをそっと見てみてください。

 イノシシやウマなどのイラストが付いています。これは靴下を作った工場を表したマーク。

 本当に些細だけれど、生産者さんとのつながりを感じますね。

 あなたが気に入った靴下は、どの工場が作っているでしょうか?

伝統を日常に取り入れてみませんか

 萬古焼(ばんこやきと読みます)をご存知ですか?

 三重県の代表的な伝統工芸で、耐熱性に優れ、頑丈なことが特長の焼き物です。

 鈴鹿山脈の連なる温泉地、三重県菰野町の窯元である山口陶器さんは「かもしか道具店」というブランドで萬古焼の商品を作っています。

「煮る焼く蒸す」がこれ一つ。お得な三とく鍋。
「煮る焼く蒸す」がこれ一つ。お得な三とく鍋。

 楽しく、しっかりとした生活文化を発信し、食卓を通じ幸せを届けたいと考える「かもしか道具店」。

 伝統や、しっかりした生活文化というと、どこか肩肘張って遠くに感じがちです。

 けれど、「かもしか道具店」では萬古焼を毎日の生活・食卓で普段づかいをしてほしいと考えています。

 たとえば、こちらのお皿たち。食洗機にも電子レンジにも使える丈夫な器です。

黄・青・グレーは今年の新色だそうです
黄・青・グレーは今年の新色だそうです

 シンプルに整った生活を考えている方は、強く共感できるブランドかもしれませんね。

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