元々家事が苦手だからこそ、できない人の気持ちがわかるというライフオーガナイザー®のAngie さんによる連載第6回目。「家事をしている最中の自分を具体的に褒めること」による驚きの効果と、「決まった時間に決めたことをやる」ということについて教えてくれました。(トップイメージ写真=iStock.com/Jacob Wackerhausen)

「何か家事をしている最中、その自分を具体的に褒めること」で起きた変化

 前回、「何か家事をしている最中に、それをしている自分を褒める」という方法をご紹介しましたが、やってみましたか? そして続けてみましたか?

 続けてみた方は、ご自身に何か変化はありませんか?

 私は、ありました。

 夕食後の食器洗いは、必ずその日のうちに終わらせることができるようになりました。

 18時過ぎに保育園に滑り込み、夕食を作って食べさせ、「TVを観たい」だの「遊びたい」だのグダグタ言っている娘をなだめ、すかし、イライラしながらお風呂に入れ、歯磨きをさせ、21時には布団に入らせるこの3時間。自分だって、途中ゆっくりしたいし、茶碗は起きてから洗えばいいやという夜が毎日続く(私は、娘と一緒に21時に寝て3時に起きています)……だったのですが、どうしてでしょう?

 今まで「私が作ったんだから、誰かが洗ってくれればいいのに」とか「娘の世話で手いっぱいで、洗う時間なんてないよ」と思っていたのに。

 別に意識して、「茶碗を洗おう」と思ったわけではありません。

 どうやら、「途中ゆっくりしたい」と私自身がグダグダしていた時間に、自然と茶碗を洗うことができるようになったようです。

 前回ご紹介したように、料理している、食器を洗っている、買い物している、掃除をしている、洗濯物を畳んでいるなど、何か家事をしているときに、そのしている行為に関して褒める。やっている行為を言葉にして感謝する。

 「お茶碗、洗っているんだね。ありがとう」「毎日忙しいのに、家族のことを第一に考えて、偉いね」と、自分を褒めることを繰り返していると、その行為をしている間、気持ちが落ち着くだけでなく、その行為をすることと気持ちいい記憶が紐づいて、その行為をすること自体が心地よくなってくるのです。

足腰を鍛えることも、習慣になってきた

 そして、もう一つ。

 エスカレーターではなく、階段を上り下りするようになりました。

 これは、前からやろうやろうと思っていました。

 私は週1回テニスをしているのですが、ボールに対する反応が鈍く……。いわゆる足が動かない。

 よし、これは、足腰を鍛えるしかない!

 いきなり、ランニングはハードルが高いから、まずは通勤時にエスカレーターではなく、階段を使おう!と自分で決めたのに、エスカレーターをみると、上りどころか下りですら階段を使う気になれずにいました。

 テニスが上手になるためにと、目的まではっきりしているのに、やる気になれませんでした。

 ところが、何がきっかけかな?いや、きっかけというのではなく、これも自然に「階段を上ろう(やってみよう、頑張れる!)」という気持ちになりました。

 「やらなくてはいけないことが、溜まっちゃう」だって、私には時間が不足しているから。

 「私は意志が弱いから」目標を決めても、実現できない。

 そうやって、やらない自分、できない自分にあきらめていたのですが、自分を褒めていると褒めていることとは関係ないことに対しても気分が変わってくるようです。

もっと自分を褒め続けてみて

 そんな変化、みなさんにはありませんでしたか?

 「ない」という方は、褒め方が足りません。

 「憧れの暮らし すごろく」は、1回休みにして、もういちど「自分を褒める」を行ってください。

 1回褒めて終わりではなく、毎日、同じことを繰り返し行っている自分を4週間、褒め続けてください。

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