「見せる収納」が成功する3つのコツ

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2018/09/21 06:00

楽々家事のコツをたくさんお持ちで、「セオリーを気にしない」という整理収納アドバイザー、linenさん。今回は、「見せる収納」がうまくいく便利なグッズとコツを教えてくれました。    

キッチン収納は見せる収納がやっぱり便利

 今年の4月に引っ越しをしました。引っ越し後の新居でのキッチン収納を考えるのは、楽しい作業でした。1からというかゼロから収納を考えるというのは、めったにない経験ですからね。新居にはシステムキッチンが設置されているだけなので、収納スペースは足りません。そこで、収納家具などを足していくことにしました。

 買い足した“大物”家具は、無印良品のチェストとTOWER(山崎実業)のレンジ台です。チェストには食器を収納、レンジ台は下にゴミ箱がピッタリ収まるようにしました。

収納家具を追加しました
収納家具を追加しました

 私は、キッチン道具はしまいこんでしまう「隠す収納」より、使いやすく取り出しやすい、「見せる収納」派です。そのための便利なグッズとコツをご紹介します。

1.無印良品の「壁に付けられる家具」を活用

 大物収納を追加しましたが、私の場合、これだけでは足りないのです。

 日々しょっちゅう使うものはできれば出しておきたい、見えるようにしておきたいので、そのための収納グッズが必要でした。

 見える収納のために使ったのは、無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズです。以前の家でもあちこちで活用していたお気に入り。

 我が家はお茶やコーヒーをよく飲むので、茶葉とコーヒー、使う道具をサッと取れるように出しておきたいんです。そこで、お茶・コーヒーをこの「壁に付けられる棚」に置くことにしました。

 お茶などを置いている棚は、以前は洗面所で使っていたものだし、コーナーの棚は以前は玄関で使っていました。そんな風に場所を変え用途を変えても違和感なく使えるのは、すごく助かりますよね。

 簡単に設置したり外したりできるのもありがたいところ。DIYが苦手でもこれなら楽ちんです。

棚を追加しました
棚を追加しました

 実はこの無印の棚、もともとの色はダークブラウン。それを以前の家ではグレーにペイントしていたのですが、新居ではキッチンのテーマカラーを黒に決めて、黒くペイントし直しました。同じ家具でもペイントすれば、だいぶ印象が変わります。

2.「乾かしながらの収納」は有孔ボードが便利!

 もうひとつ、追加した収納グッズがあります。

 私がキッチンで出しっぱなしにしておきたいのは、「乾かしながら収納したいもの」。

 まな板や包丁、食器洗い用の道具は衛生上、よく乾かしたいので、できればしまい込みたくありません。そして、乾く間もなくまた使う、の繰り返しにもなるので、それなら出しておくのが一番ラクだな、と思っています。

 でも新居のキッチン、出しておくような広いスペースはなかなか確保できません。色々考えた結果、壁を活用することにしました。

 ホームセンターで有孔ボードを買ってきて、石膏ボード用のピンで設置しただけの、これもDIYいらずの簡単収納です。

有孔ボードを設置しました
有孔ボードを設置しました

 有孔ボードを収納に使ってみたのは初めてのことですが、とても便利なんですねー。フックの種類や位置を変えたるだけで、収納するものや場所の変更も自由自在。しょっちゅう収納を見直している私にはピッタリでした。

3.機能とルックスの良い道具を厳選する

 出しっぱなしの見える収納が大好きとはいっても、見えるものが気にいらないデザインだったら、やっぱり楽しくありません。

 キッチンツールをなんでもかんでもデザイン重視にはできませんが、見える収納にするのは、好きなものにしたいですよね。

 茶葉やコーヒーを入れているキャニスターはワタナベマキさんの「123キャニスター」です。たっぷり入るしフタもしっかり閉まるので、茶葉などを入れるのにちょうどいいのです。シンプルだけどオシャレなルックスがお気に入りです。

シンプルだけどおしゃれなキャニスター
シンプルだけどおしゃれなキャニスター

 また、食器洗いに使っているのは、棕櫚(しゅろ)たわしです。見た目は固そうですが、意外にもしなやか。ひどい油汚れのものでなければ、洗剤なしで食器が洗えるので、地球にも優しい道具なのです。

 たわしは“デザイン”されたものではないでしょうけれど、職人さんの手による自然素材の道具はそのままで美しい形。並んでぶら下がった様子にうっとりしちゃいます。

洗剤なしでお皿が洗える棕櫚たわし

洗剤なしでもお皿が洗える棕櫚(しゅろ)たわし

 機能とルックスの良さを兼ね備えていて、なおかつお気に入りの道具ってなかなか見つけるのは大変ですが、探しまわった末に出会えたときは嬉しいもの。

 そんな道具を日々どんどん使って、収納をわかりやすく見えるようにすると、おっくうな家事も気分が上がるし動線もスムーズ。

 一石二鳥の見える収納をぜひお試しください!

Writer PROFILE

  • linenさん

    「Linen Style」http://linenstyle.net/

    整理整頓と、収納が大好き。シンプルライフを理想とするアラフィフです。
    25年の公務員生活の後、整理収納アドバイザーに転身しました。
    長い共働き期間中に培った家事を楽にする整理収納術や、収納名人でなくてもスッキリと暮らせるコツをお伝えするため、整理収納レッスンを開催中です。
     

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