「栗の皮むき」にまつわるエトセトラ

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2018/09/30 06:00

栗の季節ですね。栗ご飯や甘露煮、渋皮煮など手作りすればおいしいのは確かですが、かなり手間がかかることも事実ですよね。毎年大量に栗を料理されている、インスタグラマー・母熊さんのお宅ではこんな感じだそうです。

我が家の「栗フェス」!

ひたすら栗をお世話する時期がやってきました
ひたすら栗をお世話する時期がやってきました

 我が家は9月の半ばから、大地の恵み「畑の栗フェス」でてんてこ舞いです。年々畑の栗の木が大きくなり、収穫量も増えています。もはや、一般家庭で処理できる限界を超えているような気がしますが、何分、義実家の畑ですので、四男末っ子一家が口を出す権利はありません。好きなだけ拾ってお食べと言われているので、平日の分はなるべく義母に任せ、うちは週末だけ拾っております。

 「栗って、平日の分とか週末の分とかあるの?いつ採っても好きな時に調理すればいいじゃない?」と思われる方もおられるかもしれませんが、栗の鮮度はそのあとの加工のしやすさにものすごく影響します。日が経てば経つほど、扱いにくく、味も落ちていきます。

 うちの夫ですが、茹で栗嫌い、栗ご飯できれば食べたくない、甘露煮まぁまぁ、渋皮煮好き。こんな人ですので、我が家は最も手間のかかる渋皮煮を毎年大量に製造しております。栗のシーズンはせいぜい2、3週間ですが、この間は休日返上です。常備菜も凝ったお料理も作らず、ただひたすらに栗のお世話です。

ひたすら栗の皮を剥き続ける夫婦です

皮を剥いた栗を下茹で中

皮を剥いた栗を、「大学栗」のために揚げているところ。大学芋のタレと同じようにタレを作って絡めていただきます。渋皮カリッカリで中はほくほく、ちょっと渋みもあるけどおいしいんですよ

 栗の鬼皮を剥く、これは大変な作業です。「栗くり坊主」という有名な栗の皮を剥く道具があるのですが、我が家は数年前ホームセンターで購入したその類似品を使っていました。その道具は右利き用で、母熊は左利き。それを盾に、我が家では夫を鬼皮剥きの担当に仕立て上げました。

 その道具が今期のスタートで見事に割れて壊れましたので、急いで本物を購入してきました。価格は3倍、でも作りの良さや使い勝手はそれ以上の違いがありそうです。年々収穫量が増えていく栗、夫に少しでも能率的に剥いてもらわなくてはいけませんから!

 リビングに新聞を広げ、左側はバケツに山盛りのこげ茶色の栗、右に渋皮姿の美しい薄茶色の栗、その真ん中にあぐらをかいて背を丸めて座り作業する夫。何時間も黙々と鬼皮を剥き続ける”父の背中”は我が家の秋の風物詩です(笑)

 母熊は、家事の合間に夫が剥き損じて渋皮に穴の開いた栗をお世話します。包丁でキレイに剥いて、甘露煮や栗ご飯にしたり、渋皮ごと揚げて”大学栗”を作ったりします。母熊は栗ご飯も大好きなので(夫はあまり喜びませんが)必ず作ります。

栗ご飯。とってもおいしいですよね
栗ご飯。とってもおいしいですよね

 栗の母数が多いので、剥き損じも大変な数です。手が疲れます。腱鞘炎になりそうなくらい痛くなります。夫も同じです。でも私たちはひたすら剥きます。うちの畑の栗だから。

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